意外と出番が多い。
標準のメール・アプリでメールを送ります。
使い方
一行めがタイトル、二行め以降が本文になります。送信画面が起動するので送り先を「+」で追加するだけ。連絡帳から選択する方式です。
Textwellが空欄のときはメール・アプリが起動します。URLスキームは「message:」。メールって「mailto:」にすると新規作成になっちゃいます。起動は別のスキーム。
カスタマイズ
ソース内の変数ADDRESSにメール・アドレスを書いておくと、送り先の指定を省略できます。仕事場向けの場合ですかね。
送り先が複数あるときは「 , 」で区切ってください。一斉送信できます。
紙のメタファー
メールは「手紙」をメタファーにしている。便箋に文字を書いて封筒に入れ、ポストに投函することで相手先に届けられる。
でも、新しい世代はこの「手紙」を知らない。メールやLINEがある時代。「保存」にフロッピーのアイコンがあっても、その「フロッピー」自体を見たことがない。
カレンダーやリマインダーも「紙」のメタファーである。一昔前にシステム手帳というものが流行り、そのメタファーがスマホに取り入れられて現在に至る。ZaurusやPDAのガジェットに振り回された昭和の人間に、スマホは「電子化されたシステム手帳」と見えてしまう。
でも「システム手帳」を知らない人たちにとって、これはもうメタファーではない。何かのメタファーではなく「そのもの」である。
すると、もうアプリは「紙のメタファー」を使わなくて良いのではないだろうか。使わないとしたら、どうなるのだろう。
まとめ
昨今のコミュニケーション論って、暗黙のうちに「手紙」をメタファーにしているけど、そろそろ賞味期限が切れるんじゃないかな。