Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Textwellで下書きしてからメールで送信する

意外と出番が多い。

Mail

Textwell 2.1.1
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: ¥370 (Sociomedia)

標準のメール・アプリでメールを送ります。

Import Textwell ActionMail

使い方

一行めがタイトル、二行め以降が本文になります。送信画面が起動するので送り先を「+」で追加するだけ。連絡帳から選択する方式です。

Textwellが空欄のときはメール・アプリが起動します。URLスキームは「message:」。メールって「mailto:」にすると新規作成になっちゃいます。起動は別のスキーム。

カスタマイズ

ソース内の変数ADDRESSにメール・アドレスを書いておくと、送り先の指定を省略できます。仕事場向けの場合ですかね。

送り先が複数あるときは「 , 」で区切ってください。一斉送信できます。

紙のメタファー

メールは「手紙」をメタファーにしている。便箋に文字を書いて封筒に入れ、ポストに投函することで相手先に届けられる。

でも、新しい世代はこの「手紙」を知らない。メールやLINEがある時代。「保存」にフロッピーのアイコンがあっても、その「フロッピー」自体を見たことがない。

カレンダーやリマインダーも「紙」のメタファーである。一昔前にシステム手帳というものが流行り、そのメタファーがスマホに取り入れられて現在に至る。ZaurusPDAのガジェットに振り回された昭和の人間に、スマホは「電子化されたシステム手帳」と見えてしまう。

でも「システム手帳」を知らない人たちにとって、これはもうメタファーではない。何かのメタファーではなく「そのもの」である。

すると、もうアプリは「紙のメタファー」を使わなくて良いのではないだろうか。使わないとしたら、どうなるのだろう。

まとめ

メール 1.3.6
分類: 仕事効率化
価格: 無料 (Apple)

昨今のコミュニケーション論って、暗黙のうちに「手紙」をメタファーにしているけど、そろそろ賞味期限が切れるんじゃないかな。