心に棚をつくれ。
Gladys
棚アプリ(シェルフアプリ)というジャンルがあって、その老舗的な存在がGladysです。マルチクリップボードの一種ですが、タブレットに合わせた操作性がiPadの文章作成をサポートしてくれる。DraftPadをいじっていて思い出しました。
Shelf
前回のレシピを転用。ショートカットでGladysを起動します。
使い方
テキストをドラッグするとGladysに保管されます。GladysからドラッグするとTextwellに貼り付く。これが「棚」。optionのDraggingでドラッグ後に消すかどうか指定できます。消すほうにすると、いかにも「一時預かり」な使い方ができます。
一度起動しておくと、ほかのアプリのスライドオーバーで出てきて画像のドラッグにも対応します。これをGyazoにドロップすれば手軽にアップロードできて便利です。
キーボード
キーボードに「Gladys」を追加するとテキストを貼りつけることができます。定型文はこの方法で利用するのがいいでしょう。
共有
実は「共有」からGladysに転送することもできます。デフォルトでは出てないのですが、アクションのほうに「Keep in Gladys」があるのでオンにしてお使いください。
Textwell連携
URLスキームも多彩でアクションとして組み込みやすい。例えばカーソル行をGladysに保存する場合は下記アクションになります。
TextwellからGladysに転送するアクション改訂版 - Jazzと読書の日々
心に棚をつくれ
「心に棚をつくれ」は『炎の転校生』にある名言。「自分もできてないのにこんなこと言うのはなあ」とためらうとき、この名言は効く。そう「言うべきこと」を言うには自分を棚に上げないといけない。じゃないと何も言えないじゃないか。
まとめ
スライドオーバーは面白い。ショートカットのレシピを書き換えて、コピペ帳を立ち上げたりSpotifyを起動したり試していますが、どれも今までにない経験になります。