タイトルの消し方。
Obsidian
ベータ版が終わり正式版になりました。こうなるとTextwellの保管庫に最適なエディタとなります。Textwellで書き溜めて、Obsidianで複数のファイルを同時編集する。本文検索もできるので便利です。
設定
デフォルトだとファイル名が画面を陣取ってしまう。これを消すことにします。
左端スワイプでパネルを出し、歯車ボタンで設定画面を出します。設定の「外観」を開き「Show inline title」と「Show tab title bar」をオフにします。
これで大人しい表示に変わりました。
ブラウザ・ノート
Webブラウザをメタファーにしてますね。考えてみると、内部でリンクを張ることができるのだからObsidianは「ブラウザ」です。ファイルをリンクで繋いでいく。そういうツールです。
HTMLだと煩雑なのでMarkdownを用いる。ローカルに小さなインターネットを構築する。「外部世界がモノのネットワークであるように、内部世界は表象のネットワークである」という構造論が隠れています。このミクロコスモを「第二の脳」と呼ぶ。
二本指でスワイプすれば「戻る/進む」。ブラウザですね。閲覧履歴をたどる方法。リンクで飛んだとき、一つ前のサイトに戻る。そうやってネットワークの迷宮を旅していく。履歴自体は「クイックスイッチャー」を使うと分かり易いです。
ブラウザであればブックマークがあります。それが「ファイルエクスプローラ」が担っている部分でしょう。目的のサイトを直接開く。それと検索エンジンとしての「検索」。となると、起動時の白紙画面はこれからまだ変化しそうです。
ピン止めしたファイルと検索窓がセットになれば「ブラウザ」っぽいかな。
まとめ
従来のエディタは物理的な「ドキュメント」をメタファーにしていたけれど、さすがに時代は「Word」ではないだろう、と。人々がインターネットを身体化しつつあり、それに合わせたエディタとして様々な模索が展開しているように感じます。