Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Obsidianに自分用のファイルメニューを作る

Obsidianをフォーカスモードで使っているとファイルメニューにアクセスしにくいわけで。 アクセスしにくいなら自作しちゃえばいいかと。

FileMenu.md

モバイル版には「モバイルクイックアクション」というのがあります。

「モバイルツールバー」のところ。 画面を下スワイプすると起動するのですが、そこに下記スクリプトを用います。

<%*
list = {
"N: 新規メモ" : "file-explorer:new-file",
"O: 開く..." : "switcher:open",
"S: 共有" : "open-with-default-app:open",
"W: 閉じる" : "workspace:close",
"F: フォーカス" : "obsidian-minimal-settings:toggle-minimal-focus-mode",
"I: メモ情報" : "templater-obsidian:Template/fileInfo.md",
"D: メモを複製" : "file-explorer:duplicate-file",
"C: CSS作成" : "css-editor:open-quick-switcher",
"R: リカバリー" : "obsidian-version-history-diff:open-recovery-diff-view",
}
k = Object.keys(list)

x = await tp.system.suggester(k, k)
if (x) app.commands.executeCommandById(list[x])
%>

Templaterスクリプトなので、HotKeyに登録してから「モバイルクイックアクションの設定」で選んでください。

メニューが「N: ...」と英字始まりになっているのはキーボードで「N」と打てば絞り込めるからです。 リターンで実行。 コマンドを呼び出しやすくなります。

備考

いくつかはコミュニティプラグインを使っています。

「フォーカス」は Minimal Theme Settings プラグインにあるフォーカスモードです。 画面からメニュー類が消え、テキストに没入することができます。 禅モードやフルスクリーンモードと読み替えてもいい。

Obsidianの使い方が固まってしまった - Jazzと読書の日々

「メモ情報」に使っているのは下記スクリプトです。 作成日や修正日、文字数を表示します。 同時に全文コピーも兼ねていて、他に貼りつけるとき使います。

Obsidianのファイル情報を表示する - Jazzと読書の日々

CSS作成」にはCSS Editorプラグインを使っています。 最新バージョンではCSS Editor自体のメニューが組み込まれています。 モバイルでも使えるので重宝します。

Obsidian mobileでCSSスニペットを管理 - Jazzと読書の日々

リカバリー」は Version History Diff プラグインを起動します。 差分表示なので、大きく書き換えてから「前の方が良かったなあ」と思っても大丈夫。

Obsidianでリビジョン管理をしてみよう - Jazzと読書の日々

カスタマイズ

コマンドを増やしたい場合は変数listに新しい項目を追加してください。 その際、上記記事を参照してコマンドIDを調べるとスムーズです。

まとめ

Obsidian - Connected Notes 1.5.12
分類: 仕事効率化,辞書/辞典/その他
価格: 無料 (Dynalist Inc.)

フォーカスモードはいいですよ。 これがあるからObsidianは手放せない。