または、ツールバーにアイコンをつける方法。
Zoom
ObsidianはZoomを活用してなんぼ。 テキストを見出し区切りのブロックとして扱える。 「アウトライン」との相性も良くて「書き方そのもの」を変えてしまいます。
あまりに軽快なのでTextwellにも似たアクションを作ったほどです。
問題点
ところがTexwellの方が使いやすい。 本家を超えてしまった。
「なぜだろう?」と考えてみると、Obsidianでズームするには一度カーソルを見出し行に載せないといけない。 文中ではズームが効きません。 ここが面倒。
ズームアウトはカーソルがどこにあってもいいのに、ズームインは見出し行に限定されてしまう。 この不均衡が違和感を生み出すみたいです。
マクロ化
それで「カーソルがどこにあっても、そのブロックをズームしてしまう方法」を考えてみました。 Commanderプラグインにある「Macros」を使います。
「Macros」で「Add Macro」をタップ。 マクロ名を「Zooming」とし「+ ADD COMMAND」で下記の順にコマンドを並べます。
- すべての見出しとリストをフォールド
- 左に移動
- Zoom: Zoom in
- すべての見出しとリストのフォールドを解除
「Save」でマクロを確定します。
これでモバイルツールバーの「グローバルコマンドを追加」のところで「Commander: Zooming」を追加できます。 ツールバー上のアイコンは「?」になりますがCommanderの「Mobile Toolbar」でアイコン設定できます。
使い方
さらにモバイルクイックアクションに「Minimal Theme Settings: Toggl focus mode」を設定するとこの通り。 画面がシンプルになる。
キーボードが「一般防御魔法」であること以外に気が散る要素がない。 これがズームの利点ですね。 認知リソースをテキストに全振りする。 いやあ、書きやすいです。
アイコン問題
Templaterのアイコン問題も同じ方法で回避できます。
つまり、Templaterアクションを作ったら Hotkeys に登録し、それをCommanderの「Macros」に書き込みます。 マクロ経由だとツールバーのアイコンを後から設定できる。 これでいくら並べても区別がつくようになります。
まとめ
Commanderマクロを使えば手軽に「魔法」が生み出せる。