Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Obsidianに蔵書データベースを作ろう

Dataviewのバージョンをまずアップデートしてください。 Books.md Obsidianのバージョンが上がってDataviewがうまく動かなくなり、それでDataviewもアップデートして、ちょっと厳密になりました。 古い記事のスクリプトはそのままだとエラーを吐きます。 使…

Obsidian:アウトライナーでマインドマップを描く

Markmindプラグインを使います。 Markmind 以前の記事を参照のこと。 Import Obsidian: Markmind 設定の「Max level of node to create a Heading」を0にします。 これでOutlinerプラグインと共存できる。 使い方 プロパティに以下の項目を追加します。 mind…

それはマインドマップではない

マインドマップを調べていて、2つのタイプが混在していることに気づきました。 コンセプトマップ mermaidのmindmapで描かれるのは「コンセプトマップ」であって「マインドマップ」ではありません。 これは難しいなあ。 マインドマップはトニー・ブザンが考案…

Obsidian:mermaidがマインドマップをサポート

1年前からそうだったみたい。 mermaid フローチャートを描くならマーメイド。 それがずっとObsidianのmermaidバージョンは古いままだと思い込んでました。 そんなことないわ。 書いたら描くじゃないの。 ということでマインドマップです。 マインドマップ ア…

次世代ブラウザのArc Searchを体験しよう

生成AIがインターネットを作り直す。 Arc Search Arc Search — 検索を高速化しよう 1.18.0分類: ユーティリティ,仕事効率化価格: 無料 (The Browser Company of New York Inc.) もともとMac用ブラウザのArcがiPhoneに移植されArc mobileになり、最適化されAr…

Obsidianのテーブルのハンドルについて

このUIは当たり前だけど革命的。 テーブル Obsidianのアップデートで変わってきたのはプロパティとテーブル。 とくにテーブルには新しい提案が満載です。 これからのMarkdownエディタのお手本になりそうなインターフェイスをしています。 セル内の改行はまだ…

シナリオ制作に「箱書き」があるらしい

「箱メソッド」と言うまでもなかった。 箱書き 映画脚本の教科書 プロが教えるシナリオのコツ 心得・法則・アイデア・分析 (コツがわかる本!) 単行本(ソフトカバー) – 2022/5/30衣笠 竜屯 (監修) Amazonのサンプルに「箱書き」の説明があります。 プロット…

DraftPadからLogseqにテキストを転送する

この3つの連携がiPadを筆記具にしてくれます。 Snap Obsidianに転送するショートカットをLogseq用に書き直してみました。 各行をリスト化します。 また、空行がある場合は段差をつけることでブロック化します。 Import Shortcut RecipeSnap これでDraftPadや…

Obsidianは炎の中からよみがえる

タブを消すと新しくランダムなノートが開く不具合が出現。 ああ、いろいろプラグインを入れては消してきたからなあ。 ゴミが溜まってそうだ。 「症状」はバロメータです。 大きな事故が起こる手前で警告してくれる。 今回、その警告に従い、保管庫(Vault)を…

原稿を寝かしつける

Backlink | Photo by Elena Mozhvilo on Unsplash 「原稿を寝かせる」をもう少し掘り下げてみます。 本当に原稿は寝ているのだろうか。 むしろ活発に活動している状態じゃないか。 そんな感じがするからです。 時熟とはなんだろう イメージとしては発酵や腐…

執筆プロセスを循環分析してみた

今のところブログの下書きにしか使ってないけど。 執筆プロセス フリーライティングをしてから、それを素材にマッピングしてみる。 マッピングで文脈が捉えられたら、それに合わせ構成を編集する。 そんな流れを考えました。 ツールとしてはLogseqで思いつく…

ストアとフロア

Backlink | Photo by ESR LAW on Unsplash 「その意味にどんな意味があるんだ?」と訊かれても困る。 ストア派 ストア派の「ストア」はギリシア語で「柱」という意味です。 なんでも「柱のところで話している人たち」ということらしいです。 ということは、…

ダンジョン飯の前半が終了

はて? ベーコンエッグ ダンジョン飯の前半クールが終わりました。 Abema.tvで見ました。 制作会社がTriggerで良かったなあ。 テンポ良くストーリーが進むのに面白さが増していく。 こんなファンタジーとしての完成度が高いと思っていませんでした。 迷宮に…

Obsidian:ステノノートで余白を生み出す

これまでで一番ステノらしい。 ステノノート 表形式にテキストを書くことを考えました。 箇条書きしやすいし、どの部分を書いているのか明示される。 行に注釈をつけやすい。 多元的な記述になる。 これまでのエディタにはなかった特徴です。 ただメモの段階…

Obsidianのステノノートを表形式で作ってみた

テーブルでいけるんじゃない? テーブルの流用 コーネル式ノートを考えたとき「表を使う手もあるんじゃないか」と思ったので、その考察と実験。 つまり、テーブルに書いてしまおうという作戦です。 一列の表で書いていく。 注釈が必要になってから、表の「+…

哲学史入門Ⅲまで来た

一気に読んじゃいました。 哲学史入門3 哲学史入門III: 現象学・分析哲学から現代思想まで (3) (NHK出版新書 721) 新書 – 2024/6/10谷 徹 (著), 飯田 隆 (著), 清家 竜介 (著), 宮﨑 裕助 (著), & 2 その他 3巻目は現代哲学。 現代と言っても20世紀の哲学状…

Obsidianの本文からマッピングを作成する

まだ思いついたところ。 コーネル式ノート術 ノート術のコーネル式を調べていたら、わかりやすいページがありました。 授業とかでメモを取って、あとからキーワードを抜き出しサマリーを作る。 すると内容が頭に入りやすい。 そうした方法です。 Obsidianで…

Logseqの作成日/修正日を表示する

すぐ忘れそうなので「未来の自分」にスルーパス。 logseq.api Logseqのプラグイン用apiが転用できる。 ああ、これはありがたいわ、モバイルでも疑似プラグインが作れるわ。 ということで、試行錯誤して「ページの作成日と修正日を表示する」まで漕ぎ着けまし…

仮見出しから書く

随筆は「私が書く」より「筆が書く」が近い。 ニーチェの「Es denkt in mir.」、つまり「私の中でそれが考えている」という触感である。 「私がひらめく」とは言わない。 あくまでも「考えがひらめく」。 たぶんそれが中動態ということなのだろう。 仮見出し…

Obsidianの脚注の書き方

今回「脚注1」が強化されました。 脚注 Markdownの脚注番号は[^1]と書きます。 そして脚注側は別のところに[^1]: うんぬん と書いておく。 空行を挟んでから記載します。 [^1]: ここが注釈になります。 使う数字はランダムで構わないし、文字を使っても有効…

Obsidianの起動が一瞬になった

びっくりしますた。 Obsidian v1.6.2 Obsidian - Connected Notes 1.6.2分類: 仕事効率化,辞書/辞典/その他価格: 無料 (Dynalist Inc.) コミュニティプラグインの「スタートアップ時デバッグ」をONにしてみると、ロード時間が600msになってます。 もともと…

随筆段階のマッピング

書くことは迷宮に潜ることである。 マッピング 文章を書く前にマッピングをすると考えましたが、違うかもしれない。 この間「随筆段階→編集段階」という構造が「書くこと」にはあると発見して、じゃあ、自分が書くときはどうしているだろう、と。 今もそうで…

Logseqのapiについて覚書

プラグインのapiがcustom.jsにも使えるらしい。 API プラグインに使うapiのマニュアル。 これがそのままcustom.jsに使えるわけではありません。 書き換える必要がある。 custom.jsのルール ルールは2つ。 logseq.Appやlogseq.Editorはすべてlogseq.apiと読み…

LogseqのズームをObsidianに切り出す

Logseqで書くのが楽しくなってきた。 Obsidianに転送 Logseqで下書きしてObsidianに転送。 画像やリンクの埋め込みはObsidianでする。 この分業体制が整ってきました。 やっぱりアウトライナーです。 テキストを行単位で扱う。 これがリズムを生む秘訣に思え…

Obsidianでhtmlファイルを開く

すると普通のコード・エディタになります。 UNITADE txtファイルを開く方法はすでにありましたが、今回はさらに拡大。 htmlもcssもjsonも開くことができます。 下記プラグインをインストールしてください。 Import Obsidian: UNITADE.md 使い方 いろんな場合…

実践理性未満

やっと三分の一まで来た。 実践理性批判 第5章を読み終わりました。 予想通り「他者」が出てきた。 もし道徳を自己幸福に基礎づけたとしたら、他者の幸福と齟齬をきたすんじゃないかという検討が行われてます。 結論とすると「自分の幸せのために良いことを…

橋本治は読者である

夕暮れは老人に厳しい。 急に本が読めなくなるのである。 目玉の奥の方がズキズキ痛くなる。 仕方ないので夜は軽いエッセイか対談集を読むようになりました。 六人の橋本治 対談集-六人の橋本治 (中公文庫 は 31-42) 文庫 – 2024/5/22橋本 治 (著) 久々に読…

ダンジョン飯:有翼の獅子について

神話体系や古代の魔物に詳しい人もいるだろうけど、自分が思いついたことを書いてみます。 有翼の獅子はこの物語をどう読むかに関わってくる。 ダンジョン飯 第22話 ライオスは狂乱の魔術師との対話を望むが、今はその術がない。 そのため、迷宮に囚われる翼…