Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Obsidianは炎の中からよみがえる

タブを消すと新しくランダムなノートが開く不具合が出現。 ああ、いろいろプラグインを入れては消してきたからなあ。 ゴミが溜まってそうだ。

「症状」はバロメータです。 大きな事故が起こる手前で警告してくれる。 今回、その警告に従い、保管庫(Vault)を作り直しました。

Vault作成

サイドパネルのVault名をタップすると「Manage vaults」が出てきます。 これを選ぶとVaultの作成画面になります。

名前はなんでもいいんですが「Flow」としました。 まっさらな保管庫の出来上がり。

ファイルの移動

ファイル 1.4
分類: ユーティリティ
価格: 無料 (Apple)

ファイル・アプリを使い、古い保管庫にあるフォルダを全部「Flow」に移動します。

これなら隠しフォルダは移動しないので、設定関連を初期化できます。

古いVaultを削除し「Flow」を古いVault名に変えると、ショートカット関連の書き換えをしなくて済むかもしれない。 そこは気分の問題かな。 心機一転でもいいし。

プラグインの導入

テーマをMinimalに変更します。 Minimalはカスタマイズがしやすい。

それからコミュニティ・プラグインをインストールします。

  • Commander
  • Dataview
  • Minimal Theme Settings
  • Style Settings
  • Templater
  • Thino
  • Zoom

この7つ道具は欠かせません。 カスタマイズに必須です。

それ以外は必要になってからの導入にしました。

Templaterスクリプト

自作のTemplaterスクリプトがたくさんあるけれど、本体はTemplateフォルダにあることだし、これも必要に応じインストールする方針にします。

インストールの仕方は

  • TemplaterでHotKeyに登録
  • CommanderでMacroに登録
  • モバイルツールバーにMacroを登録
  • Commanderでアイコンを設定

と、4段階あります。

やっぱり必要になってから動くことにしよう。 手間をかける時間がない。

再起動!

もしや加速した? インデックスを再構築するみたいで、ファイルへのアクセスが速くなりました。 これは悪くない。

考えてみると、これも「ニグレド」ですね。 ツールの時熟段階。 試行錯誤やアップデートで不純物が溜まっていた。 それを一気に燃焼させてクリアにします。

炎で自らを燃やすと若返る不死鳥のイメージ。

作り直したすぐは使いにくいですよ。 なにせ、蓄えてきたTemplaterスクリプトのない状態になるから。 フォントのサイズも一から指定し直すことになる。

ただ「Obsidianをどう使いたいか」の形は見えています。 最初にObsidianを触ったときと今とでは「自分」が違う。 手を入れていけば馴染んでくるのは知っている。

まとめ

ここから「今まで使ってなかった方法」に行きつけると面白いですね。 そうなって「ルべド」。 Obsidianが賢者の石になる。 この石は黒曜石でできているわけです。