Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Obsidian:はじめてのTemplaterスクリプト入門

TemplaterはJavascriptで簡単なツールを作ることができます。

Templater

詳しくは以前の記事を参照してください。

スクリプトの基本形

たとえばObsidianのノートをSimplenoteに転送する場合。

<%*
url = "simplenote://new?content="
content = tp.file.content
open(`${url}${encodeURIComponent(content)}`)
%>

Templaterスクリプト<%* 始まりで%>終わり。

本文はtp.file.contentなので、URLスキームをつけてopen()するだけ。 これを、たとえばsimplenote.mdという名でファイルに保存します。

Templaterに「Add new hotkey for template」でsimplenote.mdを登録します。

これでホットキーやモバイルツールバーで 「Templater: Insert simplenote.md」が使えるようになります。 このスクリプトを呼び出すとSimplenoteに転送される仕組み。

Simplenote 4.55
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (Automattic)

バイス間の転送って、必要な分だけSimplenoteにしています。

コンテキストメニュー

コンテキストメニューに登録するにはCommanderを使います。

Import Obsidian: Commander

Commanderはメニューを管理するプラグインです。

Editor Menuを開くとコマンドの追加ができます。

これで「コンテキストメニュー」にTemplaterスクリプトが使えます。

まとめ

Templaterスクリプトは複雑なのでメニューで埋め込んで作っています。

本当に必要なツールは個人的すぎて、 コミュニティ・プラグインで探しても見つからない。 そんなときこのスクリプトで補完できるので、 Obsidianが手放せなくなります。