Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Textwellのアクションを5分で作ってみよう

二行で十分ですよ。

ActionMaker

Textwell 2.1.1
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: ¥370 (Sociomedia)

アクションを作るときに使っているアクション。Textwellの一行めをアクション名、二行め以降をスクリプトと見なしアクションとして登録します。

Import Textwell ActionActionMaker

URLスキーム

アクションでよく使うのがURLスキームの呼び出し。

公式のアクションだとT("urlScheme",{url: URLスキーム})という書式なのですが、個人的には使っていません。T(URLスキーム) を使っています。

たとえば下記のようにTextwellに書いてActionMakerを走らせてください。たったこれだけでLogseqを起動するアクションになります。

Logseq
T("logseq:") 

URLスキームがあるアプリはこの方法で連携できます。

内蔵ブラウザ

これも公式はT("load",{url: URLアドレス})ですが、使ってないです。コマンドって覚えるのが苦手なので。保守するときも簡易表現のほうが読みやすい。

location=URLアドレス。この方法でも内蔵ブラウザは開きます。

Bing
location="https://bing.com"

あとは検索オプションを付けるだけ。

変数を追加

Tetxwellの全文はT.text、カーソル行は T.currentで取得できます。でもURLスキームもURLアドレスも、日本語が含まれるとエンコードしないといけない。それをカバーするのがT.stdinです。

aita氏のT.fooでその存在を知りました。stdinとはstandard input、つまり標準入力のこと。Textwellはエンコード済み変数を標準で用意しています。

エンコード済み全文はT.stdin.text、カーソル行は T.stdin.currentTextです。たとえばカーソル行を検索する場合は下記のとおり。

Bing
location = "https://bing.com/search?q=" + T.stdin.currentText

これで完成です。

アクション発表

自作アクションを公開するのも簡単。ブログにボタンを載せるだけです。

アクション編集画面の右下にある「共有リンク」。これを使うとインポート・ボタンが生成されます。「Insert」で貼り付ければ出来上がり。

まとめ

URLスキームで他のアプリを起動したり、URLアドレスを内蔵ブラウザで開いたりのアクションなら、実質一行で書けます。この手軽さがアクション作成の敷居をグッと下げてくれます。