Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

LogseqからTextwellに転送するボタンをつけてみた

ボタン一発。

Logseq

Logseq 0.7.4
分類: 仕事効率化
価格: 無料 (Logseq, Inc.)

Logseqはエクスポートに手間がかかる。この弱点を補うために出力ボタンを作りました。実際こんなことが出来るとは自分でも思ってなかった。でも便利。

設定

custom.js に下記スクリプトを書き加えます。

e = document.createElement("div");
e.id = "ShareOut";
e.innerHTML = "";
e.style = "font-size:20px;margin-right:10px;"
head.lastChild.prepend(e);

ShareOut.onclick = function(){
  p = document.querySelectorAll(".ls-block");
  s = "";
  for(i=0; i<p.length; i++){
    if(p[i].getAttribute("level")=="1") s+= "\n";
    s+= p[i].querySelector(".block-content").innerText;
  }
  s = s.replace(/^\n+/, "");
  s = "textwell://replace?text=" + encodeURIComponent(s);
  window.open(s);
}

https://wineroses.github.io/js/Logseq_to_Textwell.js

使い方

custom.jsの読み込みに成功すると、右上のメニューにボタンが追加され、タップするとTextwellに転送できます。段落前に空行が入る「カード形式」に変換します。

⚠ 注意

テキスト抜き出しなのでMarkdownは消えます。とくにリンクや画像が消えてしまう。内部にMarkdownがなくて変換後のHTMLしかないのです。しかも拡大ボタンとかの追加項目があり、そのままでは使えません。
今回は諦めて、引き続きMarkdownの行方を捜索します。

カスタマイズ

スクリプトはURLスキームでwindow.openする方法なので、そこを書き換えれば直接BearやObsidianに転送することもできます。ご自由にカスタマイズしてください。

custom.jsを読み込まない場合

以前はキャッシュクリアが必要だったのですが、今のバージョンだとLogseqを再起動するだけでcustom.jsを更新するようになりました。実験が捗ります。

まとめ

融即分有。以前のLogseqアクションと組み合わせると一体感がハンパない。

追記

Subtext 1.0.1
分類: 開発ツール,ユーティリティ
価格: 無料 (Charcoal Design)

Logseqフォルダ内のlogseqフォルダにcustom.jsが入っていると、起動時に読み込んで拡張機能を有効にします。custom.jsを直接書く場合はsubtextが便利です。

Logseqにスライドカーソルを装備する custom.js - Jazzと読書の日々

追記2

一度custom.jsやcustom.cssを作るとLogseq本体で編集できます。検索でcustom.を探すと出てくる。開くこともできる。ただし、カーソルがうまく動きません。

外付けキーボードなら大丈夫なんですけどね。