Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Textwellでアプリを教えてほしい AppSearch

昔からあるアクションですけど。

AppSearch

Textwell 2.0.3
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: ¥370 (Sociomedia)

ごちゃごちゃしていたので整理しました。アイコン画像を拾う機能を削って、検索結果も少し変更。タップで反応する領域を広くしました。

Import Textwell ActionAppSearch

使い方

アプリ名を書いてアクション実行。検索結果が現れるので、目的のアプリをタップしてください。これで紹介カードが作成されます。
デフォルトではiPad用アプリを検索します。iPhone用に切り替える場合は、ソース内の変数iPadを0にしてください。アフィリエイトもご自分の番号を指定してください。でないと僕が儲かります。ありがとうございます。

PDS時代

昔々すべては「プログラム」だった。少年たちは『ベーマガ』を買い、そこに投稿されたBASICやマシン語を写経した。一文字でも打ち間違えると、非情にも「Syntax Error」と表示されハングする。その虚無感が彼らを大人にした。
やがてパソコン通信が普及する。そこには「PDS」があった。パブリック・ドメイン・ソフトウェア。みんなで育てるソフトウェア。写経しなくていい。無料で提供され、あちこちのBBSに転載される。「オープンソース」とか「コピーレフト」とか、アナーキーでフラワーチルドレンな香りがする文化だった。

フリーソフト時代

ところが1990年代中頃「モザイク」が登場する。Webブラウザの前身である。それまで Gopher で文字のやり取りをするに過ぎなかったインターネットが注目され始めた。ソフトウェアはネット上で発表するものになった。東北大学に「窓の杜」が開設される。マイクロソフトは商用利用しようと「msn」を立ち上げる。
ただMacの場合は雑誌の付録で揃えることになる。フロッピーに収まっていた「フリーウェア」も、やがて「フリーソフト著作権がどうのこうの)」と名を変えCD-ROMで配布された。ネットに繋ぐと電話代がかかったので、雑誌のほうが安く済んだのである。

アプリ時代

ISDNからADSLを経てインターネットは常時接続の時代になる。速さよりもお金の心配がなくなったのが大きい。ネットサーフィンし放題。睡眠時間がどんどん削られた。
Appleは初めiPhoneiPodの延長と見ていたため、iTunesStoreでmp3の販売はするもののソフトウェアは考えていなかった。けれど Jailbreak が流行り出して方針を変えたようだ。iPhoneは個人情報を蓄えている。そこにアクセスされると不都合が起こる。自社の管理下で配布するのが良いだろう。
iTunesStoreにAppStoreという支店が開かれた。ソフトウェアはAppleの審査を受けないと公開できなくなった。これが「アプリ」である。

まとめ

ソースを見てもらうとわかるけれど、今でもAppStoreの検索はiTunesにアクセスします。音楽販売のロジックがそのままアプリ配布に使われている。このことがインディーズ系アプリを見つける道を閉ざしているのじゃないかと危惧します。
有名どころしか目に留まらない。知らないアプリは検索しようがない。CD-ROMに詰め込まれたLHAを一つずつ解凍して「これ、何するもの?」と驚く出会いが、今のシステムにはないんだよなあ。