ブログやエッセイはTextwellで下書きをしています。他のエディタだとこの書き味にならない。個人的に普段使いするアクションを5つに絞り込んでみました。
Bside
Textwellを2枚にするアクション。別の文章を並行して書いていくことができます。いま使っているのは一瞬で切り替わるタイプ。
裏紙に要約や設定を書いておいて、話の辻褄が合わなくなることを避けるのに使ったりする。長めの文章を執筆するとき必須です。
Focus
文章を書くことに集中するためのアクション。スライドカーソルを使うのが目的ですが、フォント・サイズや行間をカスタマイズして、執筆環境を手懐けるのに重宝します。丸ゴシックが老眼に優しい。
TextwellのFocusをiPhone/iPad両用にしてみた
Card
段落をカードと見なし並べ替えるアクション。左端の黄色いタグをタップすると段落を削除できます。消えた段落はクリップボードに保存。
文章が大作になると全体像が捉えにくいので、このCardで段落の初め三行を見渡す用途に使えます。カードをタップするとその段落に飛ぶので、目次がわりにもなる。
Textwellにコルクボード機能を追加するアクション Card
RepAll
全置換に用いるアクション。表現の揺れを修正するときに使います。単語を選択してから起動すると、その単語を検索語にします。
正規表現が使えるので、複雑な置き換えにも対応できます。最近はFindで置換範囲を確かめてからRepAllしてますけど、一体化させるいい方法はないものやら。
Review
カーソル行をインターネットで検索するアクション。あいまいな記憶で書いている部分の裏を調べるときに多用する。あるいは類語を探して表現の幅を広げる場合かな。閉じるとリンクやブログカードになります。
空行で起動するとMarkdownプレビューを表示します。仕上がり具合を確認してからブログに転送。これ無しでブログは書けません。
TextwellのReviewがやっとGoogle検索になりました
まとめ
「執筆コンポーザ」というコンセプトを考えています。DTMで言えば、メロディを楽曲に仕上げるためのもの。文章を書くとき「メロディ」が書きやすいエディタはあるけれど、それを組み立てることまで考えていない。
もちろんScrivenerは別格です。でも、ちょっと重装備で普段使いには合わない。アクションを駆使してTextwellでならないものかな。