Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Textwell Ariaが箇条書き記法を加速する

去年から考えている「箇条書き」という書き方。 Markdownに適していてアウトライナーとも相性がいい。 これを執筆のデフォルトにしたらどうなるのか。

つまりアウトライナー以外でも箇条書き。 それが今年の実験になりそうです。

Aria

Textwell 2.2
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: ¥480 (Sociomedia)

箇条書きを考えるにはそのためのツールが必要になる。

そこでCardyの行単位版。 Textwellが段差のないアウトライナーになります。 二本指でタップすれば段落単位にまとめます。 アウトラインを折り畳む感じ。

しばらくこの仕様で試用してみます。

Import Textwell ActionAria

使い方

カードをタップするとその行にジャンプします。 カードをドラッグすると並べ替えができます。 カードの左タブをタップすると削除します。

削除と並べ替えは両立しません。 並び替えてから削除すると、最初の並び順に戻ってしまう。 検索欄のx印をタップすれば並び順の確定になります。 確定後なら削除しても崩れません。 削除されたカードはクリップボードにスタックされます。

検索置換

検索欄にキーワードを入れるとカードを絞り込みます。 カードをタップすればその行にジャンプします。 検索は正規表現に対応しています。 本来だとタイトル欄にヒット数が出るのですが、 今のTextwellでは表示しませんね。バグかな。

絞り込みのとき、 左上のリンゴマークをタップすると置換画面に変わります。 変換語を入力すれば全文対象の一括置換を行います。

箇条書き記法

アウトライナーをこの使い方しかしてなかった。 そう気づきました。 段差は段落を分けるために使っていて、 ズームは段落に集中するギミックだったようです。

箇条書きは思考をクリアにします。 行ごとに、二項目の関係性を記述している。 その関係性でネットワークを作る。 あら、これはMermaid記法じゃないか。

まとめ

まるで散文詩のように。

追記

そうそう。 リズムが変わる。

手書きのときは、むしろ箇条書きで書く。 右端で折り返すまで伸ばすなんてしない。 印刷物は、紙面の節約のために行を続けている。

箇条書きのほうが手書きのリズムじゃないかと思います。