Basesに盛り上がった1週間でしたが、 もう一つ注目の機能があります。
Footnotes view
コアプラグインに追加された Footnotes view。 脚注をまとめて表示する機能です。 地味だけど「わかってる」って感じ。
脚注の書き方
Obsidianには二通りの脚注記法があります。
Markdown標準は[^1]
と書く方法。
やってみるとわかりますが
[^
まで書いたところで入力欄が出ます。
1
ここに注釈を入れる。
すると脚注が埋め込まれます。
もう一つの記法は^[テキスト]
です。
Common Mark という拡張版Markdownですが、
Obsidianでも採用されています。
2
こちらの方が洗練されていて好きですが、 はてなブログでは使えないのは困る。
脚注一覧
そのままだと脚注が散在した状態になります。 それをまとめるのが今回の機能。
右サイドバーに一覧表示される。
拡大ボタンをタップすると編集。 もう一度タップすると本体にジャンプします。
脚注
脚注はブログの場合「メモ」です。 アイデアが思い浮かんで、でも文脈からは外れるとき、 そのアイデアを残す。 そうしたとき脚注にしておく。
だから、論文で使われるようなイメージから、 一度離れてもいい。 プログラミングの「コメント」と同じ要領で埋め込んで、 表示すると文中から消える。
本文のリズムを壊さないように、 付加的な情報は「脚注」に回す。 読み手が気になったらリンクをタップして見てもらう。 そこには「テキスト」というリニアな構造を立体的にする工夫があります。
コンテキストに少しだけ風穴を空ける。 多孔的にする。 文脈に別の文脈を重ね塗りしていく。 脚注には、新しい表現方法の可能性があります。
まとめ
脚注はステノのイメージなんです。 まだ活かし方がわからないけど。