Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Obsidian canvasはツェッテルカステンである

ツェッテルカステンはドイツ語。

ツェッテルカステン

社会学者のルーマンが使っていた情報カード方式。

「カード箱」という意味だったと思う。 ルーマンがすごいってイメージがないので使ってなかったです。 ファイル名が作成日時の数字になる。 面倒くさそうで、全然使いやすそうに思えない。 デイリーノートの方がいいじゃん。

でも、そうかそうか、キャンバスはこれと相性が良いわけだ。

ユニークノート

コアプラグインの「ユニークノートクリエイター」をONにする。 これで左サイドバーのリボンからカードを作れるようになります。 設定で保存先のフォルダとテンプレートを決めてください。 フォーマットはデフォルトの日時形式にします。

テンプレート、よくわからないので空のファイルにしました。 たぶんフロントマターに付加情報を入れるのだろうけど、なんか強迫的な感じがするのでシンプルに。

小ネタを思いつくたびカードにしていく。 カードには一項目だけ、一つのアイデアしか書かないのが基本のようです。

キャンバス

ファイルエクスプローラをピン留めし、開いた状態にする。 こうするとファイルをキャンバスにドラッグできるようになります。 キャンバスにドロップすれば内容が表示するので、ファイル名は気にしなくて済む。

このカードを並べ替え、アイデアを練っていく。 そういう使い方ですね。 カードの関係性を配置によって考察する。 上下左右に意味を持たせてもいいし、持たさなくてもいい。 カードを重ねて、なにか思いついたらメモをつけておく。

曼荼羅作りをしているみたい。

テキスト・クリップ

二画面にして、テキストの転送もできます。 クリップできる。

エディタで範囲選択して長押し。 カード化したら、それをキャンバスにドロップ。 こうして、あちらこちらのアイデアを集約していく。 この手軽さがいい。

まとめ

作って終わり、ではないなあ。 プレーンテキストに落としたい。

Obsidian canvasをmarkdownファイルに出力する - Jazzと読書の日々