書き方が変化する。
push
今年後半から多用した小技アクション。 カーソル行をカットするためのものです。 なぜ多用するようになったか。 それには事情があって。
Markdown記法
はてなブログがサポートしているのでMarkdownを使っているわけですが、この捉え方に大きな変化がありました。 初めは単純に「HTMLで書くより簡単だから」に過ぎませんでした。 見出しとリストくらいしか使わないし。 HTMLタグだと仰々しい。
でもMarkdownには妙なルールがあります。 「改行は空白二つで表す」という規則。 変なことさせるなあ、と思っていました。 箇条書きに空白を入れないと、表示のときくっついてしまう。 英語圏のシロモノだからか、としか思っていませんでした。
違うんですよね。 Markdownは箇条書きを前提にしているのです。 一行ずつ分けて書く。 下書きは箇条書きのまま。 「実行」すると文章が生成する。 つまり「プレビュー」で箇条書きが連結する。 そういうコードとしてテキストが扱われています。
たいていのMarkdownエディタは勘違いしています。 ObsidianにしてもLogseqにしても「間違って」いる。 箇条書きで書いて、プレビューでブロック化が正しい。 改行はむしろ、空行を挟むことで表現するものなのです。
pushの使い方
Markdownは行単位で扱うもの。 そう気づきTextwellに戻りpushを使っています。
pushの基本動作は「カーソル行の削除」です。 カーソルがある行をカットして、一行詰める。 カットされた部分はクリップボードに保存されます。
範囲指定した場合は、その範囲のかかる行をカットします。 複数行が対象。 行頭や行末に合わせなくても、行単位で切り取ります。 合わせるのは面倒ですからねえ。
反対に、空行で実行した場合はペーストします。 クリップボードの内容を貼り付けます。 切り取りと貼り付けで、行単位の移動が楽にできます。
あとGyazoに画像をアップロードしたとき。 クリップボードにアドレスが入るので、それを貼り付ける。 そのときもpushを使います。 そのままGyazoアクションでimgタグに変換しています。
まとめ
そして箇条書きはWorkflowyと相性がいい。