Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

TextwellからScriptableに転送するアクション

こんなの出てたのか。

Scriptable

Scriptable 1.6.12
分類: 開発ツール
価格: 無料 (Simon B. Støvring)

ショートカットの上位バージョン。Javascriptで組んで「共有」から起動します。アプリ相当のものが出来そうなくらい奥深い。ウィジェットも作れるらしい。
それでTextwellでスクリプトを書き、それをScriptableに転送するアクションを作ってみました。一行だけの簡単アクションです。

Import Textwell ActionScriptable

使い方

起動するとScriptableの新規作成画面になります。Textwellの中身がクリップボードにあるので、これをペースト。
あとは左下の「設定」で名前を決めたり、アイコンを選んだりしてください。

見本例

text = args.plainTexts
url = "textwell://add?text=" + encodeURIComponent(text)
Safari.open(url)

Textwellに転送するスクリプト。共有からのテクストは変数argsに格納されます。それを取り出しURLスキームを作りSafari.open()で開く。完成。
これをテンプレートにすれば、他のアプリでもScriptableできますね。

ご注意

Scriptableは共有に「Run Script」と出ます。選ぶとスクリプト一覧が出てくる。表示されるスクリプトは、転送されるタイプによって絞り込まれています。
転送されるタイプは各スクリプトの「設定」で指定します。「Share Sheet Inputs」で「テキスト」が選ばれていないと、共有シートには現れません。

まとめ

世界中でプロの人たちが次々にスクリプトを発表してますね。中身を見ても複雑で、これから始めようという初心者の参考にならない。困ったものだ。
ぼちぼち研究していくことにします。


追記(改良版:2022/2/23)

Import Textwell ActionScriptable

ScriptableのスクリプトiCloud のフォルダにテキストとして保存されている。じゃあ、これを直接読み書きすれば良いんじゃない?
そういうわけで、Textwellが空欄のときは内蔵ファイラが起動します。Scriptableフォルダに入って jsファイルをタップすれば読み込み。
jsファイルは最初の三行にコメントが書き込まれているので、このコメントがある場合、アクションを起動したとき内蔵ファイラで保存します。Scriptableには script として登録されます。
なかなか面白いシステムになってきた。