Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Obsidianでtxtファイルを開くには

1年前にも同じネタを書いてた。

txtを開く

Obsidianでtxtファイルは開けません。 開くためのプラグインもあったんですが、今はコミュニティ・プラグインから消えています。

代わりとして出ているのが open-as-md です。

Import Obsidian: open as md

使い方

設定で、開きたい拡張子を並べてください。

ファイルエクスプローラTXTと表示されるけど開くようになる。

GridExplorerにはtxtファイルが出てこないのでちょっと困るけど。

なぜtxtを開かないのか

Obsidianはデフォルトでtxtを開きません。 テキスト・エディタではないのです。

これの意味を考えてしまう。 たぶんコード・エディタとの差別化なのだろう。 プログラムを書くためのエディタではない。 C言語やTypeScriptをあえて開かないことでそう主張している。

Markdownを「パーソナル・ナレッジ」を記述する言語として再定義する。 そうした目論見があるんじゃないでしょうか。 「知識」を書き留めるプラットフォームにどうしたらなれるだろうか。

そもそも書き留めるべき「知識」なんて「個人」にあるのだろうか。 Obsidianを使いながら、日々そんな自問をしている感じです。 いま何かの研究に携わっているわけでもないしなあ。 残すような「知識」を自分は持っているんだろうか。

でもそれがわかるのは「あとから」でしょうね。 意味とは事後性なのだから。

現時点では何も確定できない。 あとになって振り返って「ああ、そうだった」となるのが「意味」。 古い「知識」が新しい「文脈」に置かれたときに生まれるもの。

まとめ

だからObsidianは「コード」を書くためのものではありません。 AIと絡めると面白いのはあるけど、そのためのものだと思われると 「違うんじゃないか」という気持ちが湧いてくる。 「これは何か」はまだわからない感じで。 温故知新というか。

「あとで何かになるんじゃないか」というブリコラージュ的な装置だと思う。