Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Obsidian:タスク管理を簡単にしてみる

そもそも、そんなに複雑な生活をしてるわけじゃないし。

タスク管理

ホームページに下記dataviewスクリプトを入れてるだけです。

>[!note]- Room
>```dataview
>task where !completed group by file.link
>```

チェックボックスを拾ってきて一覧表示。 これで困らない。

終わった項目はチェックすれば消えるし、ログとして残る。

tasking.md

するとタスクをどうデイリーノートに書き込むか。

いろいろなプラグインを試してみましたが、どれもモードレスではない。 つまり「目的語→述語」の順番になっていません。

まず「タスク」を先に書きたいのです。 書いてから、登録のためのプラグインを起動する。 その順番じゃないと「何するんだっけ?」と忘れちゃうじゃないですか。 スタンド攻撃を受けてるわけじゃないけど短期記憶は苦手なんです。

それでTemplaterスクリプトを作りました。

<%*
DAILY = "journals/"
DATE = "YYYY-MM-DD"

box = `\n- [ ] ${tp.date.now("HH:mm")} `
s = tp.file.selection()
if(s) {
  s = box + s.replace(/\n/mg, box)
} else {
  e = app.workspace.activeLeaf.view.editor
  p = e.getCursor().line
  s = e.getLine(p)
  if(!s) {
    s = await tp.system.prompt("Task:")
    if(!s) return
  }
  e.setLine(p, "")
  s = `${box} ${s}\n`
}

new Notice("Tasking.")
f = `${DAILY}${tp.date.now(DATE)}.md`
p = app.vault.getAbstractFileByPath(f)
if(p){
  await app.vault.append(p, s)
}else{
  await app.vault.create(f, s)
}
%>

DAILYにデイリーノートのあるフォルダを、DATEにデイリーノートの日付形式を設定してください。 これでデリーノートにタスクを書き込むことができます。

使い方

スクリプトを実行すると、カーソル行をタスク化してデイリーノートに追記します。 範囲選択すると、その部分を複数のタスクと見なします。

空行で実行すると入力欄が出ます。

これで思いついたタスクを逃さずに済みます。

タスク管理

タスク管理は時間の構造化です。 「いつ何をするか」を表しています。

でも「時間」は見えません。 そのため一度「空間」に変換して可視化する必要があります。 カレンダーやスケジュール帳は「時間」をマップで扱う工夫ですね。

タスク管理のアプリやプラグインはカレンダーを模倣します。 日付に応じてタスクを分配し、それが閲覧しやすいように並べられている。 すると空間的な「近い/遠い」が心理的な遠近感を生み出します。 「差し迫っている」とか「まだまだ先だ」とか。

この心理的な遠近感は錯覚じゃないか。 それが最近考えている疑問ですね。 空間に落とし込むことで「時間」を見失っているんじゃないか。 タスクって、先延ばししても何とかなるものなのに、空間で見せられると「壁」になるんですよ。 圧迫感が生じる。

じゃあ、どういうタスク管理がいいのだろう。

まとめ

心に余裕が持てるタスク管理は何だろう? たぶんタスクを「目安」と見る方法だと思うけど。