すでに書いたことだけど、あまり見かけない記事なので、あらためて考えてみました。
コントロールセンター
iOS18になってコントロールセンターのカスタマイズができるようになりました。 右上隅を下方向にスワイプすると出てくるアレですね。 WiFiとかBluetoothとかのオン/オフをするパネル。
あそこにアプリの起動ボタンを追加できます。
昔からランチャーアプリが出てきてはOSのアップデートごとに動かなくなる。 それを繰り返してきたのをAppleが自ら用意してくれたことになります。
設定のしかた
コントロールセンターを開き、左肩にある「+」ボタンをタップします。 下段に「コントロールの追加」が出てくるので、そこをタップ。
「ショートカット」の項目にある「アプリを開く」を選んでください。
「選択」をタップするとアプリ一覧が出るので、起動したいアプリを選んでください。 コントロールセンターに起動ボタンが追加されます。
配置を整える。 ボタンを横に伸ばすとアプリ名も表示しわかりやすくなります。
これで、どこからでもアプリを起動できるようになります。
アプリランチャー
設定アプリの「キーボード>ハードウェアキーボード>修飾キー」で[CapsLock]を「地球儀」に割り当ててください。 外付けキーボードを使っているとき[CapsLock]+[C]でコントロールセンターを開くことができます。
OSアップデートのとき、ハードウェアキーボードの設定がリセットされANSI配列になっていたので、それもJIS配列に戻しました。
うむぅ。
[CapsLock]+[A]だとドックが開くけど、こちらでもアプリの起動はできるし、コントロールセンターとどう棲み分けるか。
ドックの利点は「最近開いたアプリ」もいっしょに表示するところですね。 「さっき使っていたの」という感じで切り替えることができる。 履歴も表示されるわけです。
それに対し、コントロールセンターは決め打ちになります。 固定度が高い。 ブラウザに喩えるなら、定番のブックマーク。 ルーティンワークとして使うアプリを揃えておく。
でも定番ならホーム画面でアクセスできる方がいいから、やっぱりドックに置くかな。
コントロールセンターにはショートカットのレシピも置けますね。 レシピにすると、アプリをスライドオーバーとして起動することもできます。 コントロールセンターを使うのは、アプリを起動している最中である可能性が高い。 ファイル・アプリなど他のアプリをスライドオーバーで開く。 そういう用途だろうか。
まとめ
ホーム画面に戻らなくてもアプリを起動できる。 これはiPhoneに便利じゃないか。
おまけ
Arc BrowserからObsidianへのWebクリッパー。 Arc Searchには未対応です。 残念。