ときどき「txtが読めない」という記事を見るので。
Obsidian
たしかにデフォルトでは読めません。 開こうとすると他のアプリを選ぶメニューが出る。 対応してないんだ、と思われても仕方ない。
txt as md
プラグインを使えば読み書きできます。 txtファイルをmdとして扱うプラグイン。 入れるだけでtxtを開きます。
File Tree Alternative Plugin
拡張子の書き換えができるファイルエクスプローラー。 Renameでtxtを消してください。 それだけでmdファイルに書き換わります。
Obsidian plugin: File Tree Alternative
md Renamer
ショートカットを使って拡張子をmdに変更する方法もあります。 起動するとファイル選択画面になるので対象のtxtを選択してください。 mdファイルに変換します。
Import Shortcut Recipemd Renamer
なぜtxtを開かないか
なぜデフォルトでは対応してないのだろう。 それが少し謎に思えます。 開くことができるのをmdファイルに限る意味は何か。
たぶんtxtが開けるとしたらhtmlも開けますよね。 jsもcssも、そのままcppも開くことができる。 するとプログラミングツールになってしまう。 Obsidianはそれを嫌ったのではないか。 通常の「エディタ」の有り様を避けようとしているような。
実際ネット上の紹介記事を見ると、他の「エディタ」と比較している。 プログラミング用の「エディタ」が並んでいます。 そこでプラグインの充実とか競い合っても何かが抜けるでしょう。 「ドキュメントを書く」とは異なる土俵なのだから。 Obsidianはその傾向を一度ご破算にしたいのかもしれない。
mdに有限すること。 それは「エディタ」に纏わる資産を断ち切ることです。 ゼロから「書くとは何か」を考え直す。 そのためにtxtを切り捨てる仕様を選んでいるように見えます。 新しい概念のために更地を作る。 何か意図的なものを感じますね。
まとめ
いいかどうか、分からないけれど。