Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Obsidian mobileでtxtファイルを読む方法

ときどき「txtが読めない」という記事を見るので。

Obsidian

Obsidian - Connected Notes 1.4.3
分類: 仕事効率化,辞書/辞典/その他
価格: 無料 (Dynalist Inc.)

たしかにデフォルトでは読めません。 開こうとすると他のアプリを選ぶメニューが出る。 対応してないんだ、と思われても仕方ない。

txt as md

プラグインを使えば読み書きできます。 txtファイルをmdとして扱うプラグイン。 入れるだけでtxtを開きます。

Obsidian plugin: txt as md

File Tree Alternative Plugin

拡張子の書き換えができるファイルエクスプローラー。 Renameでtxtを消してください。 それだけでmdファイルに書き換わります。

Obsidian plugin: File Tree Alternative

md Renamer

ショートカット 6.0
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (Apple)

ショートカットを使って拡張子をmdに変更する方法もあります。 起動するとファイル選択画面になるので対象のtxtを選択してください。 mdファイルに変換します。

Import Shortcut Recipemd Renamer

なぜtxtを開かないか

なぜデフォルトでは対応してないのだろう。 それが少し謎に思えます。 開くことができるのをmdファイルに限る意味は何か。

たぶんtxtが開けるとしたらhtmlも開けますよね。 jsもcssも、そのままcppも開くことができる。 するとプログラミングツールになってしまう。 Obsidianはそれを嫌ったのではないか。 通常の「エディタ」の有り様を避けようとしているような。

実際ネット上の紹介記事を見ると、他の「エディタ」と比較している。 プログラミング用の「エディタ」が並んでいます。 そこでプラグインの充実とか競い合っても何かが抜けるでしょう。 「ドキュメントを書く」とは異なる土俵なのだから。 Obsidianはその傾向を一度ご破算にしたいのかもしれない。

mdに有限すること。 それは「エディタ」に纏わる資産を断ち切ることです。 ゼロから「書くとは何か」を考え直す。 そのためにtxtを切り捨てる仕様を選んでいるように見えます。 新しい概念のために更地を作る。 何か意図的なものを感じますね。

まとめ

いいかどうか、分からないけれど。