これじゃないと出来ないことを指し示すには、それを指す言葉を発明しないといけないんじゃないかな。新しいことは伝えようがない。𓀩
Scrivener
長い文章を扱うためには、そのための容れ物が必要になります。章立てして、それぞれの章を推敲し、それを組み合わせて一本仕上げる。
Scrivenerはそうした作業が簡単にできる「何か etwas」です。
Scrivener | Literature & Latte
Textwell
でも、Scrivenerはエディタ部分が弱いと思う。執筆に集中できるデザインではない。そこをTextwellで補う。Textwellで書いてScrivenerに文章を転送します。
Import Textwell ActionScrivener
下準備
このアクションはショートカットを呼び出します。下記リンクからレシピをインストールしてください。
https://www.icloud.com/shortcuts/89b65234f51947a5a5e84b0924058c19
使い方
アクションを実行するとショートカットが起動し、Scrivenerにテキストを書き込んでからTextwellに戻ります。作業が途切れない。
Scrivenerのほうは、あらかじめ対象となるプロジェクトを開いておいてください。そうでないと、どこに書き込めばいいのか分かりませんから。
書き戻し
Textwellに何も書いてない場合はScrivenerを起動します。
Scrivenerの右下にある「共有」から「別のアプリで開く」でTextwellに文章を戻すことができます。書式は「プレーンテキスト」を選んでください。
「容器 container」
Scrivenerは文章を分割したり、連結したりができます。A4用紙10枚までならTextwellでも書けるけれど、それ以上の文章は見通しがつかなくなる。Scrivenerは必須。
カーソル位置のポップアップメニューに「分割」があり、これを選ぶと2つのファイルに分かれます。場面が変わるところ、とか。分割すれば集中しやすい。
連結は「コンパイル」を使います。ファイルを並べ替えてから、左下にあるコンパイル・ボタンで連結することができます。小説を場面ごとに書いていき、最後に一本にまとめるとき使います。出力もテキストでもPDFでも対応。
それは錬金術で使うフラスコのようなもの。材料を集めるまでは何とかなっても、それを煮込む段で「熱」に耐えるタフさが必要になる。専用アプリがあるときは専用アプリを活用する。そうやって分業体制を作るのがiPadの醍醐味です。
まとめ
この秋に出るiOS16はほぼパソコン。ここまでマルチウィンドウにしたいものかなあ。iPadでも画面が狭すぎてiMatが出るかもね。