Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

うろんミラージュ考察

うろん【胡乱】 正体の怪しく疑わしいこと。また、そのさま。

うろんな客

「うろん」という言葉はエドワード・ゴーリーで初めて知りました。 そしてそれ以降、人生で一度も出会ったことはない。

だから、このゴーリーの絵本は読んだ方がいいかもしれないし、 読まなくても困らないかもしれない。 作者の人は読んでいそうな気配がするけど。

土踏まず急がば土瓶蒸し憎からず

今期注目の神アニメ。 まさに王道と言えましょう。

なにしろ原作が存在しない。 赤坂アカ先生の『今日は甘口で』と双璧を為す 「漫画の中に出てくる架空の漫画」なのですから。

でもボイコミは出てました。 なぜか第119話「ファジー討伐4」だけある。 で今回「ウィッチウォッチ」の劇中劇としてアニメになりました。 界隈で大爆発しています。 台詞回しがうろんで、 何か言っているようでいて何も言っていない。 これはほんと、ちょっと笑ってしまいました。

「どちらでもない。そして、そのどちらでもある」。

まさにテトラ・レンマじゃありませんか。 深い意味がありそうでなさそうだから面白い。 しかも「幻闘士」を「フェイント」と読ませたり、 快傑ライオン丸が出てきたり。 どの世代層を狙ってんだ? 本当に今の女子高生がハマってるアニメなの?

まとめ

『タコピーの原罪』のあとだったので助かりました。

『タコピー』はあれですね、 ドラえもんの令和版。 広場に土管がある光景は『ドラえもん』の中にしかありません。 そして、しずかちゃんが主人公。 そうなると、誰かが死ぬしかない。 それが令和という時代の宿命。

一応「ハッピーエンド」らしいので最後まで観ますが、 本当に?