Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Obsidian:CopilotでWebクリップを構造分析する

さあ、組み合わせていきましょう。

Copilot

Copilotのことが少し見えてきました。

Obsidianにあるノートを素材にして分析できる。 とするとWebClipperで保存したクリップを対象にするのはどうでしょうか。 長い記事を手短に要約してみる。

それもテキストの構造を捉えるようなレベルで。

構造分析

素材はノーベル文学賞を受賞したハン・ガンさんの講演を取り上げます。

まずは直球勝負。

  • {activeNote}の内容を簡潔に構造分析してください。

はい、できましたね。 8点に絞って講演内容の構造を捉えています。 頭いいなあ。

構造分析:
1. 導入 (幼少期の詩の発見): 8歳の時に書いた詩集に記された「愛」の定義が、現在の自身と繋がっていることを発見するエピソードから始まる。
2. 作家としての歩み: 詩人、小説家としての活動を紹介し、長編小説執筆における個人的な人生との関わり、そして作品における根源的な問いへの探求について述べる。
3. 代表作における問いの変遷:菜食主義者』『風が吹いている、行け』『ギリシャ語の時間』といった作品を通して、暴力、生と死、人間性といったテーマへの問いかけが深化していく過程を説明する。
4. 光州事件との向き合い: 光州事件を題材にした『少年が来る』の執筆に至るまでの葛藤、資料調査、そして死者たちの魂との対話を通して得た気づきを語る。
5. 済州島四・三事件と『別れを告げない』: 済州島四・三事件を描いた『別れを告げない』の執筆過程、作品に込められた問い、そして人間の愛の限界への探求について述べる。
6. 創作活動の継続と未来への展望: 現在執筆中の作品、そして未来の創作活動への展望を示し、過去の作品と未来の作品との繋がりを語る。
7. 言語による繋がりへの感謝: 創作活動における言語の役割、そして読者との繋がりへの感謝を表明する。
8. 結論 (愛への回帰): 幼少期の詩に立ち返り、創作活動における根源的な問いが「愛」であったことへの気づき、そして言語を通して繋がる生命の光と電流への感謝で締めくくる。

最後の「電流への感謝」は「光と電流の流れる糸への感謝」ですけど、まあ、OK。

じゃあ、これをmermaidで図示できるかどうか。

  • {activeNote}の内容からキーワードを抽出して、そのキーワード間の関係をmermaidのflowchartで表示してください。

おお、ちゃんとmermaid記法で書いてる。 横長なので読みにくいけど。

graph LR
    A[愛] --> B{人間の胸と胸をつなぐ金の糸}
    B --> C[人間性]
    C --> D[残酷さ]
    C --> E[尊厳]
    D --> F[暴力]
    F --> G[光州事件]
    G --> H[過去]
    H --> I[現在]
    E --> I
    I --> J[未来]
    J --> K[創作活動]
    K --> A

これ、うまく扱えたら「マッピング」に使えそうだ。

テンプレート

質問はテンプレートにして/ で呼び出すことができます。

copilot-custom-promptsというフォルダを作り、そこにファイルで置くだけ。 ファイル名が見出しになって、中身が呼び出されるようになります。

質問欄に / と打つと選択画面になります。 常用するプロンプトはこの方法で。

まとめ

なんか、こう、「次世代のエディタ」が見えてきました。