Jazzと読書の日々

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高校野球で使われるブラバン応援歌について

今の高校生、元歌知らないでしょ?

サウスポー

ピンクレディーだよ、ピンクレディーおニャン子クラブよりさらに古い。お姉さんが二人、テレビで踊りながら歌っていた。見たことないでしょ。すごく過激な踊りだったんだよ。ペッパー警部とかウォンテッドとか。

そのなかで「サウスポー」は人気が低迷し始めた時期の曲じゃないかなあ。水島新司の『野球狂の詩』で女性がプロ野球選手になる話があって、水島勇気だっけ、サウスポーで、それに便乗して歌にした感じだった。左投げの投手ね。

なのに甲子園では攻撃側が演奏してたりする。いやいや違うでしょ。

どうにも止まらない

山本リンダだよ、山本リンダ。この人もブラウン管の中で踊ってたのよ。オジサンも知らないよ、こんな古い人。映像で残ってたりするのかなあ。セクシーすぎて放送禁止になったんじゃなかったか。子どもが観ると叱られるレベル。

たぶん歌詞に「狙い撃ちー♪」とあるから応援歌なのでしょう。攻撃側の。いや、それは別の曲だったか。タイムリーヒットが続いたりすると「もうどうにも止まらない」と盛り上げていく。野球にふさわしい応援歌。

トリトン

一番わからないのが「トリトン」。「銀河鉄道999」並みにわからない。まあ、ゴダイゴはおしゃれだよ。英語で歌ってるし映画化もされたし「どうせ最後はネジになる」って皮肉も効いてるし。メーテルの「私は髪の長い女」という自己紹介も深い。

でもトリトン。夏休みのマンガ劇場で流されてたのは昭和の頃まで。机を拳で叩いて「トリトンガ、キタ」ってネタが通じるのはアラフィフだろう。高校野球の監督さんらも見たことないに違いない。ガンダムの前に富野監督、こんなことしてたんです。

もちろん大サビの「ゴーゴー、トリトーン。ゴーゴー、トリトーン。ゴーゴーゴーゴーゴ、トリートーン」の歌詞はカンペキです。ゴーをいくつ言うんだい、ってくらい。ゴーだから5回。意味を捨ててる。これぞ応援歌。

まとめ

そもそも野球アニメは応援歌になりにくいのかな。「タッチ」くらいか。「侍ジャイアンツ」や「アパッチ野球軍」はノレないのか。