Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Arc Searchはクイックメモといっしょに使う

推しの子のこのここしたんたん。

いまイチオシのブラウザ。 GPT-4oを使ってネット情報を要約します。 情報元へのリンクもあるから深掘りもしやすい。 右下の設定を開くボタンも、長押しすると「共有」がすぐ出る。 新しい発見が毎日あります。

こうなると、さらに連携を強化したくなる。

クイックメモ

Arc はブックマーク関連が削られています。 「Arc」は「Archive」の省略だと思うけど、モバイル版ではそんなに重視されてない。 左下からタブ表示にし、右下の設定ボタンで「Archive」を選ぶと履歴が表示される。 それくらいかな。

そこでiOS標準の「クイックメモ」。 設定の「一般>ジェスチャ」の「右下隅スワイプ」を「クイックメモ」にします。 これでどの画面からでも「メモ帳」が呼び出せます。

何が面白いかというと、画像をドラッグで貼りつけることができる。 また、URLを取り込むボタンも出てブログカードが追記できる。

これで素材を収集。 スクラップブック代わりになります。

Obsidianとの連携

このスクラップブックは再利用できる。 これが大きいですね。

Obsidianにドロップする。 すると画像を貼りつけることも、URLを書き込むこともできます。 便利でしょ。 ネット情報をノートにまとめやすくなります。

さらにArc Searchの検索用スキームも見つけました。

arcmobile2://search?query=キーワード

これをTemplaterスクリプトにします。

<%*
e = app.workspace.activeLeaf.view.editor
p = e.getCursor().line
s = e.getLine(p)
if(/^https?:\/\//.test(s)){
  url = "arcmobile2://goto?url=" + encodeURIComponent(s)
}else{
  url = "arcmobile2://search?query=" + encodeURIComponent(s)
}
open(url)
%>

カーソル行をArc Searchで検索。 カーソル行がURLアドレスならそれを開く。

Arc Searchと行き来しやすい。 検索結果をクイックメモに集め、後でObsidianに整理する。 そんな流れが構築しやすくなりました。

まとめ

エンディングの「羊文学」推しです。

クイックメモはスライドオーバーの進化形だと思う。 隅スワイプで起動できるアプリを選べても良かったけど、メモ帳で試したら事足りてしまった。 そんな開発事情が透けて見えますね。 これを思いついた人、大当たりです。

iPadのマルチウィンドウは「一時置き場」にある。 クイックメモはその働きを全部こなして、タブレットならではの良さを引き出しています。