裏技で使うMarkdownエディタ
Agenda.
2018年にアップル・アワードを受賞。でも、あらためて探してみると、あまり紹介されていない。不思議だなあ。Todoリストをまとめてカードにし、プロジェクトの進捗状況を管理するアプリです。お堅い印象がするのかも知れない。
もちろん、デイリーノートで使うのが順当です。カレンダーも出てくるし。それが真っ当というもの。でも、触っていると良からぬファンタジーが湧いてくるではありませんか。これはビジネスツールではない。発想支援ツールじゃないか、と。
X callback url support and reference
Textwell連携
TextwellからAgendaに登録するアクション。あらかじめAgendaに「Inbox」というプロジェクトを作成してください。そこに保存します。
一行目が空行だとデイリーノート扱い。ただしAgenda自体の日付が英語表記なので、それに合わせ月名を英語にしました。慣れないけど。
カード・エディタ
通常のTodoアプリはトピック単位ですが、Agendaはカードを単位としています。ファイルという概念がなくて、カードの中にトピックを並べていく。ツールバーの時計ボタンからAppleのリマインダーに登録。それが本来の使い方です。
でも、このカードはドラッグして別のプロジェクトに移したり「Trash」に捨てたりできます。並び順を変えることもできる。つまり、情報カードを整理するツールとして使える。「アジェンダ」という名に騙されてはいけない。ここを深めると面白そう。
コンポーザー
見出しの手前にカーソルを置いて歯車ボタンから「Split at Insersion Point」を実行すると、カードを分割します。2枚めはカーソル以降の見出しがタイトルになります。
カードは、ピンチインするか、タイトル行をダブルタップすると折り畳むことができます。タイトル行を長押しするとカードの並び替えができます。ほらほら、これを活かせば、章立ての推敲に使えるじゃないですか。
このカードを一つのプロジェクトに放り込んで、プロジェクトの「…」から「Share」を選ぶと、プロジェクト内の順番でカードの連結を行います。分割執筆し、最後に一本化。そのための機能がAgendaには備わっている。ね、楽しいでしょ。
まとめ
Obsidianからも「共有」を使えばAgendaに転送できます。Scrivenerのバインダー代わりか、それ以上のものになる。そう睨んでるんですけどね。