Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Textwellでブロック・エディタを掘り下げる

「ブロック」は小児体験に根付いているのか。

ブロック・エディタ

「見出し+本文」をブロックとして操作する。 orgを調べていくと、ここがポイントになっています。 文章はブロックの固まりでできている。 そうした文章観ですね。

ブロックをイメージしやすくする。 「楽しいエディタ」にはその工夫があります。

Cardy

Textwell 2.2.1
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: ¥400 (Sociomedia)

TextwellにCardyを導入したのも同じ理由です。 「ブロック」をカードとして扱う。 このときカードに見出しは要りません。 空行で挟まれた範囲をカードとするからです。 ここがorgと違う。

個人的にはそのほうが自然に思います。 見出しがなくても文章は成立します。 階層化もなくていい。 文章にすると階層は消えるからです。

Cardyは、久しぶりに立ち上げると一番しっくりくる。 自分で作ったのだから、まぁ、当然でしょう。 他の人には合わないかもしれない。 それも仕方ないことです。 「考えるとはこういうことだな」の体感に合わせている。 そこは人それぞれです。

Import Textwell ActionCardy

使い方

カーソル行が空行だと、空行区切りのブロックで表示します。 空行でなければ行単位の短冊表示になります。 これは起動後でも、左上の「▷」で切り替えできます。 三行表示なので「折り畳み」を兼ねています。

ネットに繋がっているとき、カードは並べ替えできます。 カードの左タブをタップすると削除します。 削除されたカードはクリップボードに保管されます。

カード本体をタップすると、そのカード先頭にカーソルを移動し、アクションを終了します。 終了がそのままズーム。 つまり、目次代わりに使えます。

ファイル読み込み

Textwellが空欄のときはファイラーが起動します。 他のアプリのフォルダからもファイルを読み込むことができます。

Snapを使ってTextwellの共有からObsidianフォルダに保存しています。 なので読み込みも、Obsidianフォルダに合わせています。

検索

Cardyの検索欄にキーワードを入力すると、カードの絞り込みになります。 正規表現が使えます。 カードをタップすると、そのブロックを開きます。

検索中に左端の「▷」をタップすると置換モードになります。 置き換える言葉を入力して「replace」をタップしてください。 全文を一括置換します。

ブロック

小学校のとき盲腸の手術で入院したことがある。 堂々と学校を休めるのは嬉しかったが、なにぶん退屈で仕方なかった。 今みたいにゲームもない時代だ。

そのとき初めて「レゴ」を買ってもらったのを覚えている。 「ブロック」とはこのレゴブロックである。 サンダーバード5号、宇宙ステーションを作るセットだったと思う。 いや、4号だったか。 あれこれ買い足して、1号や2号も作った記憶がある。

ブロックは想像力を形に変換するツールである。 ただの円筒に赤いトンガリがついただけでもロケットである。 宇宙へ飛び出すことができる。

まとめ

そうそう、オモチャ屋さんになりたかったんだ。 それで今こんなふうに「オモチャ」を作ってるのかな。 いい時代になったものだ。