ファイラータイプのエディタです。
Paper
純正のファイルアプリにエディタ機能をつけたようなアプリで、他のエディタのフォルダに入ることができます。 しかもMarkdownを前提にしたインターフェースで半分プレビュー状態。 つまりObsidianを起動しなくてもいい。
全画面をテキスト領域にしているので余計なメニューを見なくて済みます。 ファイルを終了するのは左端からのスワイプなので保存とかも気にしなくていい。 終了時のカーソル位置も覚えていますね。 これは使いやすいインタフェースだわ。
AI搭載
ポップアップに「Write with AI...」というのがあり「哺乳類の特徴を教えてください」と書くと:
- 体温は恒温性で、内部環境を一定に保つことができます。
- 毛で覆われており、保温や保護のための役割を果たします。
- 肺を持ち、酸素を取り込んで二酸化炭素を排出します。
- 乳腺を持ち、幼い個体に母乳を与えて育てます。
- 四肢が発達しており、多くの場合、歩行や走行が可能です。
- 図体には多様な種類があり、草食動物から肉食動物まで様々な食性があります。
と書き込んでくれます。 なるほどなあ。 これからの時代は生成AIなんだな。
生成AIの利点と問題
これはAIが入り込んできても気づけないということですね。
AIの利点:
- 高度なデータ分析と意思決定能力:AIは大量のデータを瞬時に処理し、複雑な意思決定をサポートすることができる。
- 効率的な自動化:AIは繰り返しのタスクを効率的に実行し、人間の労力を節約することができる。
- 予測と予防:AIは未来のトレンドやリスクを予測し、予防策を立てるための洞察を提供することができる。
AIの問題:
- 倫理的な懸念:AIが不正確な情報を元に決定を行ったり、プライバシーを侵害したりする可能性があるため、倫理的な問題が生じることがある。
- 仕組みの不透明さ:AIの意思決定プロセスが不透明であるため、その結果がどのように導かれたのかが理解しづらいことがあり、信頼性に疑問が生じることがある。
- 人間の置き換え:AIによる自動化が進むことで、多くの人々が仕事を失う可能性があり、社会的影響が懸念される。
「AIの利点と問題」と打ち込むと、以上のリストが出てきました。 よく目配りが利いている。 その通りだと思う。
それぞれについて自分なりの補足を書き込めばそれっぽく仕上がる。 ひとりで考えると見落としが起こるので補助してもらえると助かります。 有能な「パートナー」といったところでしょうか。
これは書く行為に「他者」が入ってくるということです。 というか今までも、なにか書き始めのときに「広辞苑」の語句の定義を書いてみたり、先行研究の論文から引用したりしていたので、書く場には「他者」がいた。 職場の後輩に「どう思う?」と尋ねたりして。 決して文章は「ひとり」で書くものではなかった。
生成AIはその「書くことと他者の関係」を意識させますね。 これをどう捉えていけばいいのだろう?
まとめ
お酒を飲みながら友人と与太話をする。 そんなふうに付き合えればいいんだけど。