Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Obsidianでデイリーノート一気読みスクリプト

これも改造版。

Review

過去30日間のデイリーノートを閲覧するTemplaterスクリプト。 今回dataviewやCalloutを採り入れ進化しました。 なのでdataviewプラグインも必要。

Review.md

変数FORMATにデイリーノートの日付書式を入れてください。

<%*
FORMAT = "YYYY-MM-DD";

s = ">[!check]+ todo list\n>```dataview\ntask where !completed group by file.link\n>```\n";
for(i=0;i<30;i++)  s+= "#### ![[" + tp.date.now(FORMAT, -i) + "]]\n";
f = "Reviews.md";
p = app.vault.getAbstractFileByPath(f);
if(p){
  await app.vault.modify(p, s);
}else{
  p = await app.vault.create(f, s);
}
app.workspace.activeLeaf.openFile(p);
%>

使い方

実行するとLogseqみたいにデイリーノートを一覧表示します。 ルートディレクトリに一時ファイルを作り、そこにデイリーノートを埋め込む方式。

日付をタップすると元ファイルを開きます。 右サイドパネルの「アウトライン」で目的の日付に飛ぶこともできます。

今回はdataviewで未完了のタスクも並べることにしました。 チェックを入れればリストから消えます。 タスクをタップすればデイリーノートを開く。

CallOutなので折り畳むこともできます。

ポイント

CallOutにはdataviewを埋め込むことができます。 前も気づいていたのですが、応用する場面が思いつきませんでした。 今回のはいい線かもしれない。 ダイナミックに生成するファイルと相性が良さそうです。

タスク分割

Todoリストってあまり書かないです。 だから、GTDとか実践している話を見ると感心するし、憧れるところがある。 段取りを考えるのが得意でないのかもしれない。

自分なりに使うのはタスク分割という方法。 「やりたいこと」をまず書くじゃないですか。 やりたいことなのになぜ実行できないかと言えば、そこに「やるべきこと」も入ってくるからです。 これが面倒くさい。 手が止まるし、足がすくむ。

なので「やるべきこと」を小さなステップに分割します。 確定申告とか。 お金が返ってくるのに先延ばししてしまう。 そうしたとき「源泉徴収票を袋に入れる」とか「確定申告作成コーナーをネットで見る」とか書き上げる。 そのうち「簡単にできそうなこと」だけタスクにします。他は書かない。 袋に入れるだけならすぐできる。 よし、一歩前進したぞ。 そして寝る。

何かをすると、もうハードルは超えているので、残りの作業は次の日にできてしまいます。 始めてしまうと、次にできることは手の届く範囲になるので苦にならない。 流れにただ乗るだけ。 その最初の一歩をどう引き出すか。 そこだけ苦労するので、複雑なTodoリストは要らないのかもしれません。

まとめ

「やりたいこと」「やるべきこと」「できること」。 この三つの水準があり、行動すると水準の閾値に変化が起こる。 それを先に把握しようとすると空回り。