二つの立場を比較しながら見取り図を描く。あるいは、変化を比較するとき、差異を拾い出す「表」を用意する。コレがあると話の筋が作りやすくなります。
Column
TableMakerから名称変更しました。従来どおりテーブル作成にも使えますが、下書き段階での「思考の整理」に流用しようという狙いです。
使い方
空行で起動すると、3x2のスプレッドシートが表示されます。
セルに項目を書き入れてください。セル内で改行もできます。そもそも横に長い表は読みにくい。適宜、改行を入れましょう。セル内改行は<br>
として残ります。
終了するとき「CSV」でカンマ区切りフォーマット、「Markdown」でテーブル記法を書き出します。このCSVやMarkdownにカーソルを合わせColumnを再度起動すると編集になります。空行に挟まれた範囲を対象とします。
行の追加
行を増やす場合は、テーブルの下余白をタップしてください。やや狭めですが反応ゾーンがあります。二本指タップは分かりにくいので廃止しました。
項目の埋まっていない行は、CSVやMarkdownで書き出すとき削除されます。
列の追加
最初から3列にしたい場合は、カーソル行に「,,」と書き、Columnを起動します。カンマの数が列区切りの数です。空行の後のカーソル行であることが条件になります。
なぜ3x2の表なのか
デフォルトを3x2にしたのは、二項対立を考えたからです。作表にも使えるけど、それがメインではありません。
差異となるポイントを少なくとも2つは並べる。そのために3行にしました。一つだけだと優劣になりやすい。2つめを考えると、3つ4つと増えていくと思います。
CSVで書き出してから、Textwellで行を並べ替え、それぞれの項目に解説を付け足していきます。知らない人に口頭で説明する感じが良いでしょう。それがそのまま「ブログの下書き」になる。最後にCSVの部分を消せば出来上がり。
最終的に二項対立を乗り超える視点を見つけ出せれば、それに越したことはありません。弁証法的。もちろん弁証法を避け、差異の迷宮に迷い込むのもアリです。
まとめ
Kakauが面白すぎたので「スプレッドシート」のエディタ的側面を深掘りしたくなりました。今回は序の口。今後も妙な機能を追加するだろうなあ。