すいません、訂正版です。
LineUp/LineDown
行を並べ替えるTemplaterスクリプト。 使っていたら、大きな間違いに気づきました。
数字付きリストに対応するのを忘れてた。 いやあ。申し訳ない。
LineUp.md
行を上に上げるスクリプトは下記のようになります。
<%* e = app.workspace.activeLeaf.view.editor p = e.getCursor().line s = e.getLine(p) if(/^\s*(\d\.|-|\*|\+) /.test(s)){ s = "obsidian-outliner:move-list-item-up" }else{ if(/^\|/.test(s)){ s = "editor:table-row-up" }else{ s = "editor:swap-line-up" } } app.commands.executeCommandById(s) %>
下に下げるのは下記の通りです。
<%* e = app.workspace.activeLeaf.view.editor p = e.getCursor().line s = e.getLine(p) if(/^\s*(\d\.|-|\*|\+) /.test(s)){ s = "obsidian-outliner:move-list-item-down" }else{ if(/^\|/.test(s)){ s = "editor:table-row-down" }else{ s = "editor:swap-line-down" } } app.commands.executeCommandById(s) %>
リストに対してはOutlinerプラグインを使っています。
使い方
それぞれをTemplaterのHotkeyに登録し、ホットキーで呼び出せるようにします。 個人的には[Alt]+[↑/↓]を割り当てています。
箇条書きのときは行の入れ替えになります。 リストだとグループとして入れ替え。 テーブルでは行の入れ替えになります。
オブジェクト指向
マークダウンは箇条書きに書く。
箇条書きの利点は行の入れ替えです。 センテンスをオブジェクトとして扱える。 これはオブジェクト指向ライティングなのです。
「オブジェクト指向」と名づけると、なんでもカッコよくなります。 センテンスをオブジェクトにする。 パラグラフをオブジェクトにする。 操作対象になるということです。 物体ではないものを「あたかも物体であるかのように」考えることができる。
カードに書いたり付箋に書いたりするのも同じことです。 思考を「物体」に憑依させ、その依代に働きかける。 そのとき、思考を「なま」で扱うのとは違う操作ができる。 分割したり統合したりが「頭」ではなく「手」で行える。
思考が身体に接地します。 運動感覚のシェマとして言葉を調理していく。 煮るなり焼くなり、お好きなように。
まとめ
数字付きリストは場合わけを示すのに便利だけど、入れ替えまで考えてなかった。
でも、数字付きを入れ替えると何か論理的な作業をしている錯覚に陥ります。 たまにはそんな気分もいいかもしれない。