Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

azooKey:Wax配列がiPadの入力に最適です

サッポロポテト。

Wax配列

azooKey用のミニキーボード。 QWERTY配列に準拠しながら、手元を見ずにタイプできるサイズを考えています。 その配列が固まってきました。

変更点

「P」の配置を変えました。 これまで「N」の上フリックだったのですが「いっぱい」みたいに「P」を2回入力する場面が多く、フリックではミスしやすい。 なので「K」の右隣に「P」を置きました。 P連打をしやすくなる。

「ー」は「K」の右フリックに移動。 「ー」を連続で叩く場面はないので「フリックで良し」と判断。 下段の上フリックも入力ミスの原因になるので撤廃しています。

矢印は「ZL」で出ます。 mozc系の特徴かな。 斜めも使えるので覚えておくと便利。

パ行音

配列を作って面白いのは日本語に敏感になるところ。 変わった言葉を見かけると「ローマ字でどう書くのだろう?」とシミュレーションしてしまいます。 「puropathi」とか「tsetteru」とか。 今まで「x」を使ってた部分が置き換わっていく。

変わった表記は外来語に多い。 「P」も外来語じゃないと出てきません。 お菓子の名前にパ行音が多いのも洋菓子っぽく見せるため。 「慮る(おもんぱかる)」くらいかな。 大和言葉で「P」を使うのって。

いえいえ、「ぴかぴか」のオノマトペがあるように「光る」は本来「ピカる」でした。 「一本」も「日本」も、「っ」のあとはパ行音に変化します。 実は、もともと日本語の「はひふへほ」はP音だったのです。 わざわざ「ぱぴぷぺぽ」と書かなくて良かった。 いつ発明された表記法なんでしょうか。

フランシスコ・ザビエルが日本に来た頃かな。 日本人が「は」と表記しながら「ハ」と「パ」の発声を使い分けている。 耳から日本語を学習した外国の人はそれをHとPで書き分けた。 それを見た日本人通訳が「あれ? この音は違うのか」と気づく。

そうしたプロセスがないと起こりませんね、たぶん。

まとめ

azooKey - 自由自在なキーボードアプリ 2.1.2
分類: ユーティリティ,仕事効率化
価格: 無料 (Keita Miwa)

「三分割」はBなのに「3分間」はPなの、気になるでしょ?

Wax2配列

もし上フリックに違和感があるときはこちらを試してみてね。 濁点キーを使う方式です。 打鍵数は増えるけれど濁音は濁点キーをタップするだけ。

カーソルキーがなくなっているけど、Xの長押しでカーソルバーが出るので無問題。