組み合わせ技。
Playlist
分割執筆の要になるアクションです。 フォルダ内のファイル一覧を表示し、マージしたいファイルをチェック。 するとファイルが連結して1本にまとまる仕組み。
長い小説や論文を管理する用途を考えていますが、ファイルの並べ替えが手作業になるんですよね。 一応チェックの入ってないときPlaylistを起動すれば、サイドパネルの「アウトライン」でドラッグ&ドロップはできます。 ただチェックボックスをリセットする手間が入り、少し面倒。
そんなときカンバンの利用が閃きました。
Cardy
Kanbanプラグインを用いて箇条書きをカード化する方法。
「Cardy」と名付けました。 Workflowyの頃からの思い入れのあるアクション名だけど、Obsidianでは「ここ」に使うのが最適。 普通の記事に対しても行単位で入れ替えできるので、テキストを俯瞰するのに便利です。
このアクションをplaylistで実行すると何が起こるでしょう。 はい、チェックボックス付きでも並べ替えできるようになります。 こいつぁ、使えるぜ。
使用例
チェックボックス付きのまま並べ替え。
Kanbanの設定で「カードのチェックボックスは表示」を「オフ」にしてください。 「オン」にするとplaylistのボックスとかぶってしまいます。
カンバン表示でも指先で並べ替えることができ、チェックのつけ直しも可能です。 項目の削除もできるので上位互換ですね。
コンポーザー
テキストを組み立てるにはいくつかのレイヤーがあります。 文字単位もあるし段落単位もある。 そしてファイル単位で扱うのがPlaylistになります。
Scrivenerがベストだと思う。 多層的なレイヤーを移動できる。 テキストを上空から眺めたり、その中に深く入り込んだり、自由自在に切り口を変えることができる。 文章を扱うエディタの理想形が模索されています。
DTMで楽曲を組み立てるイメージ。 それが「コンポーザー」なのですが、なまじテキストはコンピュータの初期から扱えたために新しいパラダイムの出現が遅れていますね。 本来ならワープロがコンポーザーであるべきなのに「ワード」を扱ってしまっている。 ワード(単語)じゃなくて段落や章立てを扱う工夫が大事です。
まとめ
PlaylistとCardyのコンボは「コンポーザー」に少し届いたかな。