これは知らなかった。
Obsidian
「Obsidianは全文検索できる」と書いたけど、あんまりよく考えてなかった。 OR検索とかNOTとかできるのかなあ、ってことですね。 結論から言えば「A OR B」や「A -C」とかできる訳ですけど。
そこまでは驚かなかった。 でも、よく読むと正規表現も使えるじゃないですか。
正規表現
使いそうなのは「見出しだけ検索対象」にする場合。
/#+.+キーワード/
上のような書き方でいけます。
こんな感じになります。
なるほどなあ。
//
で挟めばいいわけですね。
これが正規表現を使う書式になっています。
セクション検索
ちょっと前に「見出し+内容をセクションと呼ぶ」と定義しましたが、これが公式でも採用されていることに気づきました。
section:(キーワード1 キーワード2)
こういう書式も用意されているからです。
「キーワード1」と「キーワード2」の両方が出てくるセクションだけを絞り込む。 この場合セクションは「見出しと見出しで挟まれた範囲」という定義になっています。
同じ要領で「空行で挟まれた範囲」はblock:(A B)
、「同一行内」だとline:(A B)
が用意されています。
ということは「行→ブロック→セクション」の階層構造で考えているんだな。
今後はテキスト構造を説明するとき、この呼称に準拠します。
で、これより上位が「ファイル」だろうか。 あるいは「ノート」?
検索は進化するか
前回「ファイルを探すときは全文検索で対応するし」みたいなことを書きましたが、よくよく考えると、これはボケてからも大丈夫なのだろうか。 検索書式が難しすぎます。 そもそも「何をキーワードに選ぶか」自体のハードルが高い。
一応、そのときでも「文章を書いている」が前提ではある。 Thinoに簡単なメモを残すくらいはするとしましょう。 「歯医者に8時」くらいは書くだろう。
でも、検索するときは「明日、何か用事あったっけ?」とか「何か持っていくものあったっけ?」だろうし、それさえマシな方で「アレをアレしたのどこだ?」になるかもしれない。
そうした低解像度に対応できる生成AIが出てくるかかなあ。 アップル・インテリジェンスやらがファイルを探してくれるだろうか。
でももしそうなったら、歯医者さんの受付に「当日に電話ください」と頼んでおくのでいいかもね。 「もうボケボケなんですよ」とカミングアウトして、周囲に頼る。 自力でなんとかするのを諦めるだけ。 そうすれば、いろいろ手段はあるだろうから。
まとめ
その上で、何か文章を書くのが楽しいなら、続ければいい。
昨日書いたのと同じことを今日も書くとして、「いいこと思いついた」と毎日思えるなら、それもそれでいいし。