Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

iPadのキーボードは自作するのが面白い

さっそく改訂版。

Wax配列

QWERTYから日本語に不要なキーを取り除いた配列です。 3×3のマトリックスが左右にある。 これだけで日本語が取り扱えます。

濁音の入力は下フリックです。 濁音化する子音は中段に並べてあります。 QWERTYのWERTYを曲げただけですけど、そのおかげで指の再学習が少なめで済みました。

azooKeyにインストールしてお使いください。

https://wineroses.github.io/js/azooKey_Wax.json

シフトキーを押すと英字キーボードに切り替わります。

https://wineroses.github.io/js/azooKey_abc.json

iPadを想定してますが、iPhoneでも大丈夫でしょう。 コンパクトな配列です。

変更点

Xより句読点を打つ回数が多い。 それで句読点の位置を右にずらしました。

QWERTYとは何か

キーボードは入力の命です。 どんなノートアプリを使うかより、本当に重要なのはキーボードのほうです。 ここをもっとカスタマイズしたい。

いろいろ試してみると、QWERTYが一番日本語に向いているんじゃないかという気がしてきました。 日本語用の配列が出てきては消えるのも、実際のところQWERTYで不便がないからでしょう。 不思議な話ですけどね。 アルファベットに合わせて発展してきた配列が、極東の言語にも対応できるのは。

今回Wax配列にしてみて、母音が周辺領域に位置しているのに気づきました。 意図的ですね。 上段に固めてある。 子音+母音が中心の日本語では「内から外へ」の運指が増えます。 内→外→内→外のリズムがある。 Godanの右→左→右→左とは別の思想です。

Godanの方が理にかなっていると思えるのですが、実際にはバタバタしています。 打つたび思考が介在する。 これはなんだろうなあ。 キーからキーへの位置が遠い。 離れているとチャンク化しにくい。 そんな感じですかね。 習慣化しにくい。

Waxだと隣りあったキーの打鍵が多い印象がします。 いや、そんなに多くはないか。 でも内から外だと隣りあうチャンスが増える。 「さ」とか「る」とか。 近いときは緊張が少しだけ緩む。 それが打ちやすさを演出しているように感じます。

まとめ

自分の指に合わせていく。 azooKeyは自作が楽しい。