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疲労指数の求め方

Soft Comforts|600 Backlink | Photo by Alexander Possingham on Unsplash

ブログに何も書く気がしないことってありますよね。 何か疲れている。 でも、どれくらい疲れているか自分でもわからない。 これって重いの?軽いの?

そうしたとき、疲労の目安を作っておけば現状把握ができるかなあと思いました。

レベル1:心がついてこない

「頭ではわかっているけど心がついてこない」と「身体がついてこない」の二通りの表現がありますよね。 似てるけど、ちょっとニュアンスが違うように思いました。 どちらが主に疲れているのでしょう。

「心がついてこない」はやる気がしないんですよね。 何か面倒くさい。 でも、体力はあると思うんです。 やればできるだろうけど、やりたくない。 そんな感じ。

「身体がついてこない」は体力さえもない状態。 だとすると「心がついてこない」のほうが少し軽い。 どうもモチベーションが湧いてこないときを指します。

子供の頃からありましたね。 期末テスト前で勉強しなきゃいけないのに、筒井康隆を読み始めてしまう。 現実逃避と言えばたしかに逃避だけど、 ただ、文字を読むことは苦ではない。 そういう状態です。

レベル2:身体がついてこない

「身体がついてこない」になると、実は本が読めません。 目で追っているようでいて、文字が滑っていく。 逃避するにも、逃避先の世界が入ってきません。 これが「身体がついてこない」の状態。 疲労指数レベル2としましょう。

まとまった体力がない。 「心がついてこない」がMPの枯渇だとすると、「身体がついてこない」はHPのレッドゾーンです。 ここにダメージを受けるとゲームオーバーです。 この状態で考え事をしても、堂々巡りの袋小路に陥ります。

ただ、全然動けないわけではありません。 先ほどの例でいくと、勉強しなきゃと思いつつ、机の上の片付けを始めてしまう状態です。 定型化した軽作業ならできます。 大技は出せない。 でも、小技を重ねることならできる。

レベル3:頭もついてこない

それよりも疲れると、そもそも「頭ではわかっている」さえ危うくなります。 自分の状況がよくわからない。 考えることさえめんどくさい状態です。 頭が働かない。 脳みそをねっとりしたオーラが包んでいる感じ。

このレベルになると軽作業もムリ。 動きたくない。 ぼんやりネット上のネコ動画を見て時間を過ごす。 あるいはぼーっと昭和の懐メロを聴いている。 それ以上のことはできなくなってしまいます。 そんなときはブルーハーツ憂歌団がいい。

疲れているなら動画なんて見ずに早く寝ればいいのに、と思うじゃないですか。 でも寝るのも面倒なんです。 寝るためのエネルギーも残っていない。 ニコニコ動画で「森内俊之vs森内俊之」とか見てしまう。 そうせざるを得ない。

宿屋に泊まるゴールドも使い果たしています。

指数分析

こう見てみると、疲労は心→身体→頭の順に溜まります。 そして、頭が疲労したときは背水の陣になる。 身体が疲れている段階で寝てしまえばいいと思うのです。 そこをムリ押しすると回復の機会を逃がす。

とはいえ、それぞれの段階で「できること」も決め手かなと思います。 小説を読んでしまうとしたら、それがプラスに働くのでしょう。 MPが溜まり始める。 掃除や洗濯もHP回復に貢献するのかもしれません。 なんか、森田療法でもそんなことをしていたと思います。 無心になって軽作業で身体にリズムを取り戻す。

疲労がどの段階にあるか。 どの段階のときはどういう行動を自分は取りがちか。 その行動がプラスに働くか、あるいはマイナスか。 それは人によって異なると思います。 一度振り返っておくといいかもしれません。

まとめ

こんな文章書く暇あるなら、早く寝ればいいのに。