Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

MarkdownをPDFに変換するレシピ PDFizer

国会中継を見ていると、資料を紙で配っているんですよね。あんな時代遅れなことしていて「増税」は無いもんだ。もっと削るところがあるだろうに。

PDFizer

Obsidianモバイル版にはPDFにする方法がありません。Ulyssesを仲介することになる。これは少し手間です。なので、ショートカットでの変換を考えてみました。

Import Shortcut RecipePDFizer

使い方

「共有」から呼び出すだけ。MarkdownをPDFイメージにして表示します。これをファイルに保存すれば完了。

TextwellからPDF

Textwell 2.1.1
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: ¥480 (Sociomedia)

Markdownで書いてアクションを実行。上記ショートカットを呼び出します。

Import Textwell ActionPDFizer

スタイル

フォントサイズや見出しの装飾をカスタマイズできます。レシピ内の変数styleを書き換えます。カッコ良いのを作ってください。

Safariから呼び出すときはサイトのデザインが優先します。

注意

ショートカットのMarkdownは改行が有効。つまり、箇条書きの連結をしません。元のテキストを連結しておいてください。

ローカルの画像は表示できません。Gyazoなどにアップロードして参照すること。

あとmermaidは使えない。使いたいけど。

PDFとは

Adobeが1993年に出した電子書類の規格。 考えてみると「インターネット以前」のフォーマットですね。 Acrobatをインストールしないと見ることができなかった。 Adobeの出力形式だから簡単には作れなかった。 どこかイマイチでした。

普及し始めたのは、Macでサポートされてからです。 WindowsでもWordの出力形式になった。 プリンターで印刷する代わりにPDFを選択できる。 これが大きかった。 プリンターは紙代やインク代がバカになりません。 維持費が掛かる。

それが無料でPDFにできるようになった。 メールに添付すれば郵送料も掛からない。 すぐに送れる。 インターネットがあってPDFが生きてきたように思います。

ただ、凝った版組にしないのならPDFは過剰です。 「紙の真似ごと」をしなくても書類の共有はできる。 そもそも電子化する利点は検索性。 それを最大限に活かせるのはMarkdown形式ではないか。 それとAIを組み合わせることで、 誰もが必要な情報を入手できるようになる。 それが次世代の民主主義を生み出す力になりそうだけど。

Amazon.co.jp: 哲学の起源 (岩波現代文庫) eBook : 柄谷 行人: 本
柄谷 行人
内容紹介デモクラシーの理想とされるアテネ直接民主制は,実は自由ゆえに平等であった古代イオニアのイソノミア(無支配)再建の企てであった.イオニアの自然哲学をイソノミアの記憶を保持するものとして読み解き,アテネ中心のデモクラシー神話を解体する.『世界史の構造』を経て,社会構成体の歴史の起源を刷新する野心的試み.内容(「BOOK」データベースより)デモクラシーの理想とされるアテネ直接民主制は、実は自由ゆえに平等であった古代イオニアのイソノミア(無支配)再建の企てであった。イオニアの自然哲学をイソノミアの記憶を保持するものとして読み解き、アテネ中心のデモクラシー神話を解体する。『世界史の構造』を経て、社会構成体の歴史の起源を刷新する野心的試み。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)柄谷/行人1941年兵庫県尼崎市生まれ。評論家。東京大学大学院英文学修士課程修了。法政大学教授、近畿大学教授、コロンビア大学客員教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

本来の民主主義は「政治家」を必要としない。貴族制じゃないんだから。

まとめ

以前のネタの改良版です。ファイル名を分かり易くしました。