Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

ノートアプリ探訪:Talkは粘菌のように蔓延っていく

マインドマップではないような。

Talk

Talk - Ad hoc Presentations 1.4
分類: ビジネス,仕事効率化
価格: 無料 (Cribster)

最終的にスライドが出来上がるし、メタファーもスライドを使っているけれど、なんだろう、独特の発想支援アプリだと思う。マインドマップが一つの核から生えてくるツリー状マップだとすると、これはリゾーム状の形態をしています。新しい。

使い方

まずスライドを作っていく。下段の「Slide」をタップしてキーワードを入力。これを繰り返す。この時点では何も考えずにスライドを増やすことを考えましょう。ブレーンストーミングです。

ある程度スライドができたら、関連ありそうなスライドを重ねる。スライドをドラッグして別のスライドにドロップすると「糸」が生えます。スライドがくっつく。これを繰り返すと、全体図がごちゃごちゃしてきます。どうもこれが狙いらしい。

孤立したスライドはデリートし、残ったスライドには詳細なポイントを書き足していく。箇条書きですね。スライドの繋がりがわかるようなポイントを並べていく。

プレゼン用スライド

そして最後にエクスポート。PDFで書き出すと、パワーポイントのスライドのようなものが出来上がります。各スライドが「タイトル+ポイント」の形で整理される。スライドの枚数分のスライドができて、それを順番に説明すると「発表」になる。そうしたプレゼン用ツールになっています。

期待するポイント

面白いのだけど、インターフェースがわかりにくい。下段のメニューからしか操作できないことが多すぎる。タイトルの書き換えはスライドをタップすればいいし、ポイントの書き足しもボタンにする必要はないと思います。

それとPDFに出力するかPNGで出力するか。せっかくテキスト中心で組み上げるのだから、他のアウトライナーとも連携できる出力形式もほしい。簡単なリスト形式でも役立ちそうだけどなあ。

まとめ

リゾーム状マップってことかな。