Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Textwellを分割表示にして脚注を書く V:sion

シオンたんしか勝たん1

V:sion

Textwell 2.0.3
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: ¥370 (Sociomedia)

「分割 Devision」と「視覚 Vision」を掛けてます。一つのテクストを分割し、二画面表示で編集。本文を参照しながら末尾に脚注をつける用途で使います。

Import Textwell ActionV:sion

使い方

分割線は「----」。マイナスが4つMarkdownの水平線表記を借用しました。脚注が始まる前に置いてください。

アクションを起動すると、分割線より前半を左側に、後半を右側に表示します。タップすれば編集。分割線がない場合は、左側に全文、右側はテキスト末尾になります。

画面を閉じるとき「concat」で両面を連結し、一本化します。

操作について

iPadでの使用を考えています。iPhoneだとさすがに画面が小さい。そもそも長くて見通しの悪い文章を書くためのアクションですし。

スライドカーソルに対応。指二本だと範囲選択。キーボードの右肩に切り替えボタンが出てくるので、これで画面の左右を移動することもできます。

力不足で両方がスクロールしてしまう。独立になっていません。お許しください。

脚注の書き方

Markdownには脚注記法というものがあります。はてなでもObsidianでも使える。

本文に[^1]と埋め込んでおき、文末に[^1]:で始まる注釈を書くと、互いにリンクするという有難さ。適当な数字を割り振ると、自動で連番に変更してくれます。

Markdown記法は、iOSのユーザ辞書によみを「ー」で登録すると呼び出しやすい。

まとめ

某アニメに出てきた「シオンたん」に感動してしまって「Victory, Sion !」→「V!Sion」→「V:sion」と変遷し、アクション名が出来ました。シニフィアン先行型。

名前からするとダークサイドがあるだろう。テクストの持つ二面性。ポリフォニックなミュトス。それをアクションでどう表現すればいいのだ?と考えた末 V:sion爆誕しました。Es denkt in mir2。それはこのことだったのか。

何かが間違っています。


  1. 「フラワープリンセス烈」という劇中劇アニメに登場するキャラクター。実在しないが、アス比からすると昭和後期に放送されたと思われる。こんなディープな人間関係が子供向けなわけないだろう、とツッコミどころ満載。

  2. 「私が考えるのではなく、それが私の中で考えているのだ」。ニーチェ善悪の彼岸』より、中二っぽいセリフ。フロイトの「エス」の元ネタ。