Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

ショートカットでブログカードを作る方法

これが手軽かな。

ブログカード

いろいろ考えてきたけど「SafariでURLをコピーするくらいなら、そのままショートカットに渡せばいいじゃん」となりました。 とてもシンプル。 小回りも利く。

Import Shortcut RecipeBlogCard

使い方

Safariの共有シートからBlogCardを呼び出してください。 クリップボードにコードが保存されます。 それをObsidianに貼り付けるだけ。

例によって、YouTubeなら動画、Gyazoなら画像の埋め込みになります。

ホーム画面に追加

ホーム画面から起動するとクリップボード内のURLをブログカードにします。

たとえばGyazoに写真を転送したあとクリップボードにアドレスが保存されますが、それを元に写真のimgタグを生成します。

まとめ

あっさり。 これまでの試行錯誤を無にするところで落ち着きました。

BlogCardからObsidianに飛ぶことにしました - Jazzと読書の日々

Obsidian Templaterでブログカードを作る方法

LifeLogにクリップするより手軽かも。

Templater

「導入の仕方は以前の記事を参照してください」。 こういうとき使う、上のようなカードがブログカードです。 これをTemplaterで作成します。

設定

TemplateフォルダにBlogCard.mdというファイルを作ります。 中身に下記のコードを書いてください。

<iframe src='https://hatenablog.com/embed?url=<% tp.system.prompt("URLを入れてください:") %>' width='350px' frameborder='0' scrolling='no'></iframe>

Templaterの設定で「Template Hotkeys」に上記のBlogCard.mdを登録します。 ホットキー自体は設定しなくて構いません。 登録するだけです。

使い方

「/blogcard」と入力するとリストに「Insert Template/ BlogCard.md」が出てきます。 これを選択すると「URLを入れてください」と出るので、対象となるURLアドレスを入れてください。 これでブログカードが作成されます。

応用例

アプリの紹介をするとき。 AppStoreでリンクをコピーし、上記の方法でカードを作ります。 すると、以下のように表示されます。

タップすればAppStoreに移動します。

まとめ

Templaterにはコマンドがあります。 関数も自作できるみたい。 クリップボード関係もあるんだけど、モバイル版では対応してなかった。 カーソル行を読み取れたら簡単な操作になるんだけどな。

Obsidian TemplaterでJavascriptを走らせる - Jazzと読書の日々

Obsidianでブログを書くとき知っておきたいこと

ほら、ブログを書くとき必要じゃないですか。 ブログカードの作成。 これをノートコンポーザーでやっちゃおうというわけです。

ノートコンポーザー

Obsidianの設定でコアプラグインの「ノートコンポーザー」をONにします。 オプションで「移動後のテキスト」を「なし」にします。 モバイルツールバーに「ノートコンポーザー:この見出しを抽出」を追加します。 以上で完了。

使い方

LifeLogでリンクを集めておく。 デイリーノートにブログカードが集まります。 利用したいカードでノートコンポーザーのボタンをタップ。 移動先を尋ねてくるので、ブログの下書きを指定。 これで下書きにブログカードが追加されます。

アウトライン

ブログカードのタイムスタンプを見出しに書き換えれば、アウトラインで並べ替えることができます。 見出しをドラッグして適切な位置に配置してください。

仕上げ

「source mode」に切り替えて、対象行をトリプル・タップしてコピーするのが簡単かもしれない。 リンクが反応すると煩わしく感じてしまいます。 あと、Zoomも併用したほうが、段落に集中しやすい。

移動先を入れるときとか、タイムスタンプを消すとか、削除が多いですよね。 一気に削除はazooKeyの削除キーを左フリック。 区切りまで消すので便利です。

ブログに投稿

書き終わったらブログに投稿します。 下記レシピをお使いください。

Import Shortcut RecipeHatenaBlog

まとめ

実際にこの方法で記事を書いてみました。 正直なところ、まだ不便を感じます。 それが何かをこれからも考えていきます。

ショートカットでブログカードを作る方法 - Jazzと読書の日々

どこからでもObsidianに瞬間転送できるSnap

そうか、DaOシステムもアリか。

DaOシステム

TaOシステムのTextwellをDraftPadに置き換えたシステム。 Snapを入れ替えれば行けると思った。 思った自分を褒めてあげたい。

Import Shortcut RecipeSnap

使い方

DraftPadで書いたものをObsidianに保存します。 難しいことはショートカットでやればいい。 あとはObsidianに任せて、どんどん書きましょう。

DraftPadは範囲選択した場合、その範囲だけ転送します。 段落を選択して、そこだけファイルにできる。 切り取りができるわけです。

共有シートは一番下に「Edit Actions」があります。 ショートカットのレシピをレギュラーに組み込める。 これでSnapを上の方に置くと呼び出しやすい。

万能転送

Textwellとの兼用タイプなので、従来の使い方もできます。 しかもそれだけじゃない。 他のアプリからでもObsidianに転送できる。 これには自分でも驚きました。

純正メモの送信でもいいし、WorkFlowyのExportから送ってもいい。 ファイル・アプリの共有からも送れる。 Safariからだとテキスト抽出のWebクリップになる。

使い道が広い。 いいもの、掘り当てた。

まとめ

DraftPad 2.0
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (Manabu Ueno)

Textwellより速いんじゃないか。

LifeLogをObsidianに保存することにしました

Logseqはおしまい。

LifeLog

Logseqも好きですが、泣く泣く馬謖を切りました。 Obsidianで一元管理することにした。 同じフォルダを覗けるなら両立させたいんだけど。 残念。

Import Shortcut RecipeLifeLog

設定

LifeLogの変数logをデイリーノートに合わせてください。 デフォルトでは「yyyy-MM-dd」になっています。 「日時」をタップすればカスタマイズできます。

それと最後の保存先が「journals」になっています。 これは人によって違うので選び直してください。 もちろん、Logseqにしても構いません。

使い方

「ホーム画面に追加」でアイコンを作り、そこからデイリーノートに書き込む。 背面タップやウィジェットに登録する方法もありです。 Obsidianを起動しないので早い。

入力欄の一行めを空行にすると、それ以降の項目をタスク扱いにします。 チェックボックス付きのリストになります。 お買い物の備忘録に大活躍。

ブックマーク

Safariの共有から呼び出し。 ブックマークをタイムスタンプ付きで作る。 ブログカードも表示。 サイトの文字列を選択しているときは、それも引用します。

YouTubeで実行したときは動画を埋め込みます。 Gyazoやjpg画像のときは画像を埋め込み。 ブログの下書きに転記することを考えています。

Textwellから

Textwell 2.2
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: ¥480 (Sociomedia)

カーソル行をLifeLogで転送します。 思いついたときにメモできる。 カーソル行が空行のときは本文全体が対象。 転送されたテキストは取り除かれます。

Import Textwell ActionLifeLog

デザイン

見出しのサイズは、テーマを「Minimal」にすることで切り抜けました。 このテーマがどういうCSSを使っているか気になるけど、今はコンパクトになったことで満足。

ライフログ

行動録。 日記と同じかと思っていたのですが、違いますね。 ブックマークが多くなります。 そのとき関心があることを調べるからそういうログになる。

ところが、その合間に文脈からずれるページも見ているのです。 時々。 ChatGPTを調べているとき、途中から琉球古語を調べ出す。 その足跡が読み取れます。 でも覚えてないのですよ。 記憶にない。 それで、もう一度サイトを訪れると、これが感動する。 時間を置くと、関心の根が育ち、より吸収しやすくなる。 そんな感じがします。

まとめ

Obsidian - Connected Notes 1.4.1
分類: 仕事効率化,辞書/辞典/その他
価格: 無料 (Dynalist Inc.)

で、「おしまい」は「お姉妹」かな。

iPadを文房具に変えるTaOシステム

執筆環境2023。

TaOシステム

Textwell, azooKey, Obsidian。 三つの頭文字を取ってTaOです。 これらを中心に環境を構築していく。 比較的安定してきたので、それぞれの役割を意識しておきます。

Textwell

Textwellが「紙」だとするとObsidianは「バインダー」です。 あるいはTextwellが「意識」でObsidianが「記憶」。 そういう役割分担があります。

Textwellは起動が早いので、何を書き留めるにもまず「ここ」になる。 書いたものはSnapでObsidianに転送します。 小ネタの場合はLieLogでLogseqに記録しておく。 ヒストリーという短期記憶もあるのでアイデアを失うことがない。

書き方は箇条書きを採用しています。 行分けして書いていく。 詩に近づきますね。 なぜ、行分けするとポエムっぽくなるのでしょう? 自分の感性が引き出されるようになる。 余白が余韻を生み出している? ここが不思議なところ。

azooKey

Textwellが「紙」だとするとazooKeyは「ペン」。 Textwellが「意識」でazooKeyは…「魂」でしょうか? 誤変換も含めてそれっぽい。

azooKeyの背後には「私」がいます。 「私」が文章を打ち込んで、その結果がTextwellに残る。 この「私」は文章が出る以前には何を考えているかわからない。 文章にしてみて、だいたいの道筋が見えてきます。

この根源を意識で捉えることはできません。 古代ギリシアで「ダエモン」と呼ばれたもの。 「そう囁くのよ、私のゴーストが」のゴーストのこと。 「自我」ではありません。 もっと根っこにある「語る主体」。 azooKeyはそれを反映する装置です。

Obsidian

記憶としてのObsidian。 それはパーソナルなデータベースです。 ネット上にはない、ここだけの情報集合体。 公開すれば後悔の残る黒歴史

それで悩みどころですが、いまLifeLogをLogseqに残しています。 やはりObsidianのデイリーノートに切り替えるべきか。 そうしたらデータベースの側面が強化されるし。

ただ、行動ログとして振り返るとき、Logseqが見やすい。 行動ログは「意識」を通さずに「記憶」に溜まっていくもの。 単独ではただの泡粒でも、時系列で見ると文脈を持っている。 これを探すのもまた楽しい。 デイリーノートのほうがいいかなあ。

LifeLogをObsidianに保存することにしました - Jazzと読書の日々

システム・コンセプト

このシステムは思考を「語る主体との対話」と捉えています。 人の心にも同じシステムがあり、映し出す鏡として文房具がある。 それは電子化されても変わりません。

iPadは「語る主体」に降臨してもらう舞台です。 降りてきてもらう。 いや、そんな上下関係ではないかもしれない。 すぐそばにいて「ねぇねぇ、どう思う?」と尋ねる相手。 自分の中にあるChatGPT。 この世で一番面白いのは「こいつ」です。 いつも変なこと考えていて、楽しませてくれる。

まとめ

ブログはただの口実で、実は「こいつ」とお喋りしたい。

Tetwell SnapでObsidianをデータベース化する

ワンタップ保存。

Snap

Textwell 2.2
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: ¥480 (Sociomedia)

ショートカット経由で保存します。 テキストのスナップショットを撮っていく。 その保存先をObsidianにします。 もう保管庫で悩むことはありません。

Import Textwell ActionSnap

ショートカットを開き、Snapの保存先をObsidianフォルダ内にしてください。 設定は以上です。 個人的にはInboxフォルダに集めるようにしています。

Import Shortcut RecipeSnap

使い方

Snapアクションを起動すると、ショートカットに制御が移り、テキストを保存すればTextwellに戻ります。 一行目をファイル名とし、上書き保存を行います。

瞬間で保存が終わる。 なのにObsidianにファイルはある。 わざわざObsidianの起動を待たなくていい。 不思議な感じがします。

Obsidian検索

単語を選択して起動すると、Obsidianで検索します。 本文はクリップボードに保存されます。 Obsidianを仲介することで、保存したファイルが探しやすい。

読み込み

Textwellが空欄のときは内蔵ファイラを起動します。 Obsidianのファイルを直接読み込みます。 内蔵ファイラは強力で、Dropboxも読み込める。 相手を選びません。

参照

ショートカットのファイル保存には拡張子を変更できないバグがあります。 でも、上記サイトに回避方法がありました。 助かりました。

まとめ

ObsidianがTextwellのデータベースになります。