Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

azooKey:Wax配列スプリット版がイチオシ

年末だしこれも蔵出し。

Wax2配列

中央分離帯のあるバージョン。 iPadをポートレイトで持ったときを想定しています。 親指が真ん中まで届かないので、そこを空けてしまおうと。

こうすることで指を動かす範囲を緩和できます。 濁点キーを置いたことでフリック無しでの入力も可能になります。 この入力、面白いんですよ。 なんで今までなかったんだろう? 書字なら濁点はあとからつけるのに。

下記スクリプトを「URLから読み込む」でインストールしてください。

使用例

真ん中に帯ができます。 そこが濁点キー。 でもこれは飾りですね。 あまり多用することは考えていません。 濁点の出番は意外と少ない。

入力は従来と同じでそれが左右にスプリットしている感じです。 指の守備範囲が明確。 大リーグボール養成ギプスをはめてるみたいに打鍵の作法が身につきます。

Atreus

このキーボードがかっこいいなあ、と。 真ん中に隙間があるのは大事かもしれない。 指の動きを考えると少し開いていた方が窮屈さを感じさせません。 ゆとりがある。

キーボードは人間とパソコンの接点なのでもっと考えなきゃいけない。 カチャカチャ音がした方が打鍵感があるし、ほどほどの抵抗も指に必要。 手応えとは「抵抗」によって他者性を感じることです。 スルッと済ましてはいけない。 そこに物質からの自己主張がないと「手応え」になりません。

というか音声入力だったら「口応え」というのだろうか。 あぁ「口応え」は反抗的だなあ。 「手応え」は欲しいけど「口応え」はされたくないなあ。 「目応え」や「耳応え」はないから、こちらからの働きかけへの応答を指しますよね。 受容器官なら「目障り」「耳障り」か。 「障り」は「触る」から来てるから触覚的なものらしい。

いやいや対比するなら「見応え」「聞き応え」ですね。 「応え」は「リアル」の真実性を指している。 でもこれらは動詞に「応え」がついています。 「打ち応え」とか「書き応え」ならいいけど「手応え」の対ではない。 「手」は身体部位だものなあ。 あるいは「手」もまた動詞なのだろうか。 って何の話でしたっけ?

ということでキーボードは「手応え」のインターフェースと言えそうです(?)。

まとめ

中央分離帯があることでiPadだとWaxより打ちやすいです。