Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

日本電気のM式キーボードを調べてみた

ローマ字入力で見かけて気になったので。

M式の配列

azooKeyで再現してみました。 中段の左側に母音が並び、右に子音が並ぶ。 母音は「E U I A O」の順で、子音は「K S T N H」。 左右5本の指とはいえ、親指は打鍵に向かないので人差し指が二つ担当する方式かな。

母音は「A I U E O」ではないのは何か意味がありそうですが、わかりません。 逆転させて「O E U I A」にしたら意外と「O」の頻度が多く、真ん中に持ってきたのだろうか。

子音は五十音順で、それぞれの濁音を下段にした感じでしょう。 上段に残りの子音を詰めて「H」の上を「P」にして具合がいい。 一箇所空いたので句読点を置いたようです。 長音がどこにあるのかわかりません。

M式キーボード

配列は実際にはいくつかあるようです。 「快速ローマ字入力」というバージョンもあるみたい。

1983年にPC8801用ワープロソフトPCWORD-Mとセットでキーボードが発売され、翌年ワープロ専用機PWP-100に採用され、NECの文豪シリーズにも引き継がれたようです。

まとめ

参考にしようかと思ったのですが、iPadでは横に広すぎますね。 指が左右4本使えるならM式でもいいかもしれません。