Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

ステノの書式をMarkdownで考えてみた

「ステノ」というのは速記用のノートです。 イメージとしては大学ノートに縦線を引いた感じ。 左側に板書を写しながら、右側に一口メモを追記していく。 そんなふうに左右を使い分けながら書くためのノートです。

専用のノートも市販されています。

マルマン ステノ ブック 9mm罫 N750

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Steno

Textwellでステノノートを考えて、それから止まってました。

右側の注釈をどういう扱いにするか。 コメントで隠してもいいけど、そこから発展がない。 他のエディタでも使える書式じゃないと広がらないわけです。

Import Textwell ActionSteno

改訂版

アクションを実行すると、本文が空行区切りでカード化します。 そして、カードの右側にメモ欄がついています。 このメモ欄にも書き込みできるわけです。

カードに書き込むときは二本指でタップしてください。

カード自体はドラッグで並べ替えることができます。 また、下の余白をタップすると新規カードが追加されます。

セパレーター

区切り記号を何にするか。 Markdownだと汎用性があるけど、それのどれを使うか。 よく使う書式だと本文と区別できなくなるし、あまり複雑だと打ち込みにくい。 簡略化できて注釈っぽい表示。 そんな都合のいい書き方があるものだろうか。

今回は「引用リスト」にしました。 >- で区切ることで段落へのメモを表現できます。 他のエディタでも、左右に分かれなくても、注釈として追記できれば用を足せます。

- Obsidianはいいけど、はてなはリストにならない。

迷ったのは「二重引用」ですね。 >> という一行を挟むと後半が引用符に囲まれます。

こういう感じに注釈行が取り出されます。 うーむ、はてなだとデカすぎる。

あと良さげなのが - > 。 矢印の形をしていて添付メモっぽさが出ている。 - > あ、はてなじゃ何の効果もないじゃないか。 これは却下。

ということで、いい記号が見当たりません。

まとめ

メモをつける書式を統一したい。