以前にも書いたけど埋もれてしまったので発掘。
Ulysses
Obsidian mobileではPandocが使えないので、PDFなどに変換することができません。 その不足分を別のアプリでカバーします。 それがUlyssesです。
Ulyssesはサブスク・アプリですが、無料で使える機能だけでも有能です。 Obsidianと連携するための基本的な使い方を整理してみます。
外部フォルダの登録
歯車ボタンから「ライブラリを編集」を選び「外部フォルダ」をONにします。 左サイドパネルに「ファイルから追加」が出るのでObsidianのフォルダを追加。 ここからファイルにアクセスできるようになります。
フォルダを長押しし「情報を見る」でファイルの並び替えができます。 「変更日で」の「新しいものを先に」がわかりやすいです。
PDF変換
ファイルを選択し「書き出す」を選ぶとPDF等に変換します。
MarkdownのままでOKですが、改行が有効なタイプ。 HTMLとePubへの出力はHTMLタグも使えます。 反対に、PDFとDOCXではタグを使うことができません。
これは画像の扱いで困ります。 Gyazoにアップロードすれば表示できるものの、PDFにimgタグが使えないのでMarkdown記法を使うことになります。 するとサイズ指定ができない。 元の画像を変更する手しかなさそうです。
あとブラシのボタンでCSSの変更ができます。 デフォルトのテーマを変更できる。 たぶん自分でカスタマイズして、画像サイズを制限するのが筋だろうなあ。
マージ
Ulyssesは複数ファイルを連結できます。 ファイル一覧を二本指でタップしてみてください。 選択モードに変わります。
ファイルを選択しメニューから「書き出す」を選ぶと、選んだ順にファイルが一本化します。 これをMarkdownで保存していいしPDFに変換してもいい。
章ごとに分割して書いた論文をまとめることができます。
まとめ
多機能なので繁忙期には課金してもいいかも。