Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

azooKey Rap配列にヘミングウェイを組み込んだ

もっと使ってみよう。

ヘミングウェイモード

削除キーが使えないキーボード。 普通なら不便極まりないのですが、考えてみると、紙に書く感覚に近い。 書き直せないことは後戻りしないということです。 前に進んでいく。 この書き心地は楽しい。 変換ミスもそのまま、文章の流れを止めない。

Rap

Rap配列に組み込んでみました。 ヘミングウェイがラップする感じでしょうか。 イメージしてみると、バトルに強そう。

下記ファイルをazooKeyに読み込んでください。

使い方

リンゴキーの長押しでヘミングウェイモードになります。 削除キーと英字キーが消える。 日本語しか書けない。 いやはや、どうしろというのだ。

でもこれが書きやすいのです。 修正できないことで、内なる「評論家」が消える。 出番がない。 まあ、いいか、で書いていく。 これは気持ち良い。

とはいえ、そのままでは読めるものにならないので、 もう一度リンゴキーを長押しします。 これで通常のRap配列に戻ります。

「評論家」にはそのとき登場してもらえばいい。 適材適所。 きっと有能な編集者になってくれますよ。

英字キー

Rap配列の「abc」キーをタップすると英字キーになります。 右にフリックすると数字キーになります。 それには下記ファイルをazooKeyで読み込んでください。

英字キーは上フリックで大文字になります。

下書き体験

イデアを書くとき、人様に見せれるような字では書きません。 自分でも読めない。 判読できない。 それが下書きというものです。

学校教育は清書中心主義です。 下書きの効能を教えてもらえない。 作文の指導も「丁寧に書きましょう」でトメハネまで注意される。 それだと書くことが嫌いな子が増えるだけでしょう。 どこを目指しているのでしょうか。

そうではなく、まず下書きを教えるとかできないのかな。 下書きの授業があって、それから清書に移る。 この二つは目的が違います。 下書きは自分のアイデアを捉えるもの。 清書はそれを人に読んでもらうもの。 この二つを意識して使い分ける。

まず、紙に思いつく文章を書いていく。 それから、紙を切り短冊にし、文章を並べてみる。 足りない文章を足し、要らない文章は省く。 形になったら、短冊を画用紙に貼り付けて完成。 写真や挿し絵も貼り付けるとなお面白い。

貼り絵の延長ですね。 アウトライナーやエディタの所作をまず手作業で体験する。 身体に「これ」を作っておく。 今の時代には必要そうなんだけどな。

まとめ

azooKey - 自由自在なキーボードアプリ 1.9.3
分類: ユーティリティ,仕事効率化
価格: 無料 (敬太 三輪)

目指せ、アーネスト・ヘミングウェイ