Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Obsidian OutlinerをMarkdownに変換する Markize

ObsidianのOutliner化計画。 着々と進行中です。 今回はブログに投稿する前の処理を考えてみました。 アウトラインのまま投稿しても面白いんですけどね。

Markize

ショートカットを使います。 Outlinerの段差を消して平文に変換するレシピ。 出力先はリストから選びます。 これをObsidianから起動します。

Import Shortcut RecipeMarkize

使い方

Obsidianで「共有」からMarkizeを選びます。 タブを長押しすればメニューに「共有」があります。 Markizeはフロントマターを削除し、段差を解消します。 そして、二段目だったトピックを見出しと見なし、Markdownを添加します。

変換されたテキストをクリップボードに保存し、出力先のアプリを尋ねてくるので、それにお答えください。 なぜか対応しないアプリもリストに出てくるけど。

カスタマイズ

出力先アプリは、レシピの最後で指定できます。 「App」のところを削除し、目的のアプリを選択してください。 個人的にはTextwell一択なんですけどね。

見出し記法は「####」にしています。 これもレシピで変更できます。

箇条書き記法

アウトライナーを空行区切りでカード化します。 段落の一行目が見出しになり、他はその内容。 それぞれ行分けになっている。 これを下書きとして利用します。

箇条書きで思うのはスピノザの『エチカ』。 あるいはヴィトゲンシュタインの『論理哲学論考』。 一行ずつ命題を展開していく記述方法です。 似たようなところでは『老子』や『論語』もそう。 語録とされるものも、短い文章が並列している。 それらが互いに呼応し、全体としてマップを作り上げる。 そんなタイプの書物があります。

一言で言い表すことができない。 単純に白黒をつけたりしない。 丁寧に「リアル」と向き合うと、箇条書きになるのかな。

まとめ

「アウトラインのまま投稿」もいつか試してみよう。

Obsidian Outlinerを箇条書きに変換する Itemizer - Jazzと読書の日々