Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

マイナンバーカードって何なのだろう?

なぜポイントがつくの?

マイナンバー

いわゆる総背番号制だけど、てっきり確定申告しなくても還付金が返ってくる制度だと思ってました。計算は税務署のほうでしてくれる。税務関係の一括化と保険や年金の一本化。このカードがあれば年金手帳も保険証も運転免許もパスポートも不要になります。そういう制度を作ろうとしているんじゃないか、と。

でも、なんでマイナポイントなんて付加価値を付けるんでしょうね。あくまでも任意加入ということにしたいらしい。だとしたら、そういう公的サービスの一本化と無関係ということになる。「あなたの意志で取得したんでしょ」と後で言いたいらしい。それってどういう場面なのかなあ。

とりあえず思い浮かぶのが徴兵制度。憲法改憲するのが「自衛隊の表記」なわけがない。警察も消防も表記されてないけど、別にそれが問題になる場面はないでしょ。憲法に表記が必要なのは国民の権利と義務に関わる項目があるとき。すると、国防に義務が生じる要件でしょう。赤紙がやってくる。徴兵に応じないとデジタルでの買い物ができなくなる。年金も貰えない。国民生活の根幹となるサービスをカードに集約しておけば、ペナルティもデジタル的な制裁で加えることができるわけだから。

デジタル化

ただ、そういう方向になかなか進まないのは、そもそも政府自身が「デジタル化」のイメージを持ててないのだろうなあ。USBメモリーが何かをデジタル担当大臣が知らない世界だもの。マイナンバーカードで国民一人ひとりの生活をデータベース化できる。交通機関の利用状況や購買履歴から容疑者の特定もできる。そういうデータベースの基盤にマイナンバーがなることをお偉いさんたちはイメージできないらしい。ああ、子どもに刃物を持たせるようなものだ。

そもそもデジタル庁のホームページの「やっつけ感」がちょっとビックリする。何をしたいんだろう?

マイナポイント 1.0.7
分類: ユーティリティ
価格: 無料 (総務省自治行政局)

あるいは、むしろよーくご存知で、お金の流れがデータベース化されると困る方々がいらっしゃるのかしら。「私はカードなんて持ってないよ」と後で言える任意制。

まとめ

実はLifeLogで現在地を取得できることに気づいて、そういう改良をしてみたんだけど「これ、ヤバイんじゃない?」と思い、出すのを辞めました。行動履歴には「人そのもの」が暴露される。Das Dingな次元で。