Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

iPadの日本語入力はライブ変換に進化する

Obsidianは外付けキーボードだと固まらない。

ライブ変換

ライブ変換はMacOSの日本語変換です。タイピング中に変換が確定していく方法で、わざわざスペースキーを押す必要がありません。句読点変換でもなく、文脈に合わせて変換候補が変化し、最終的に自然な結果が画面に残るようになっています。

これがiOS13になってiPhoneiPadにも実装されました。最初はちょっと「?」な変換も多かったけど、iOS15からは精度が上がってきた。修正が必要な誤変換はなくなり、打ち終えたときに日本語が出ていることの感動が湧いてきます。

ただし、ソフトウェアキーボードでは使えません。BluetoothなりUSBなりの外付けキーボードで有効になります(USBキーボードについては「カメラアダプター経由」を参照)。以前のようなキータッチの遅れもなく、快適な入力環境になります。

変換候補の切り替え

ライブ変換はほぼ一択で漢字を決定していきます。もちろんスペースキーを打つことで他の変換候補に切り替えることはできるし、区切りの切り替えは[shift]+[カーソル]でできます。従来の作法を踏襲しながら、変換確定の部分を飛ばせるのがライブ変換の利点です。タイピングが思考に追いつく感じがします。

カタカナ変換

カナ変換や英字変換を行うときは、コントロールキーを使います。[control]+[J/K/L]がポイント。まず[K]がカタカナと覚えて、その左の[J]がひらがな、右の[L]が英字といった並びです。さらにその右側の[;]や[:]も半角変換だったりしますが、とりあえず[J/K/L]の三つ組から覚えましょう。

入力の切り替え

入力は[control]+[スペースキー]で切り替えます。実は「日本語ローマ字」と「コピペ帳」の2つしか登録してないのですが「コピペ帳」にすると英字入力になります。ここは何でもいいみたい。わざわざ英字キーボードを登録する必要はありません。

設定アプリの「キーボード>ハードウェアキーボード>修飾キー」に入り「cap lock キー」を「地球儀」にすると、入力切り替えが「cap lock キー」だけで出来るようになります。これも意外と便利。

まとめ

Amazon.co.jp: Apple Magic Keyboard - 日本語(JIS)
Apple(アップル)
システム要件 macOS 11.3以降を搭載したMac、iPadOS 14.5以降を搭載したiPadiOS 14.5以降を搭載したiPhoneiPod touch

ネット上で見ると「ライブ変換をオフにする」といった記事が多い。どうも嫌われているようです。個人的には好きなんですけどね。可能性を感じる、挑戦的なギミックだと思います。打てば打つほどこちらの手ぐせを学習していくのか、思った変換が出てくるようになるので、慣れれば困ることはありません。

というか、早くソフトウェアキーボードでも使えるようにしてほしい。

ソフトウェアキーボードでもライブ変換 azooKey - Jazzと読書の日々