Jazzと読書の日々

iPadを筆記具として使う方法を模索します

Obsidianで禅モードを体験してみよう

Obsidianはローカルのインターネット・ブラウザ。 そういう立場からすると大きな不満がありました。 iPadで使うには画面が狭い。 圧倒的に狭い。

タブとタイトルで二行占有してしまう。 Zoomするとパン屑リストでもう一段削られる。 肝心な編集画面がすり減ります。

iPadはもともと狭い。 表示領域がもっとほしい。

Minimal限定

「外観」でテーマを「Minimal」にします。 これが必要条件。

すると二つのコミュニティ・プラグインが使えるようになります。 Minimal Theme SettingsとStyle Settings。 この二つで「禅モード」を作ることができます。

これは「書く」を別世界に導いてくれる。

フォーカスモード

まずはFocus mode。 Minimal Theme Settingsで見つけました。 画面から不要な情報を消してしまう。 そうそう、これです。 手放せば浮かぶ瀬もあり最上川

パソコンで言えばフルスクリーン・モード。 他の情報は目に入らない。 操作することもできない。 書くことに専念できます。

アクティヴライン

フォーカスモードと併用したいのがアクティヴライン。 こちらはStyle Settingsの機能です。 このプラグインの「Minimal」に「Active line」があり、これをONにします。 すると、カーソル行だけ背景色が変わります。

迷子になることがありません。 いま自分がどの部分を書いているか見失わない。 アクティヴラインがあれば、カーソル位置が視覚的にわかる。 集中の呼吸が途切れない。

禅モード

禅モードはフォーカスモードとアクティヴラインの合わせ技。 書く体験の革命です。 引き算に引き算を重ね、画面にはテキストしか残らない。

ON/OFFは「Minimal Theme Settings: Toggle focus mode」でおこないます。 ツールバーに追加してもいいし、モバイルクイックアクションに設定してもいい。 とくにクイックアクションはタブバーを引き下ろす感じになるので、直感的だと思う。 タブが出て初めて「他のタブもあったか」と気づく。 そう、この感じ。

一時的に解除する場合は、画面の一行目をタップしてください。 タイトルが表示されます。 さらにタイトルのちょっと上をタップするとタブも表示されます。

まとめ

Obsidian - Connected Notes 1.4.6
分類: 仕事効率化,辞書/辞典/その他
価格: 無料 (Dynalist Inc.)

いやあ、軽快。